2015.03.10【日译中】村上春树·《世界尽头与冷酷仙境》第二章ーーー4

发表于:2015-03-10 16:58 [只看楼主] [划词开启]

獣たちの先頭が門の前に到着すると、門番が門を開く。補強用の厚い鉄板が縦横に打ちつけられた見るからに重く頑丈そうな門だ。高さは四メートルから五メートルといったところで、人が乗りこえることができないように上部には鋭く尖った釘が針山のようにぎっしりと埋めこまれている。門番はその重い門を軽々と手前に引き、集った獣たちを門の外に出す。門は両開きだったが、門番が開くのはいつも片側に限られていた。左側の扉は常に固く閉ざされたままだった。獣たちが一頭残らず門を通過してしまうと、門番はまた門を閉め、錠を下ろした。

  第一头野兽到达门前之后,门卫就会打开门。那门是用加厚的铁板横竖钉上去的,从外型来看非常结实。高达四五米,为了防止人翻过去,门上面密密麻麻的埋上了像针山一样尖锐的钉子。门卫轻而易举的将笨重的铁门往里拉,汇集在门前的野兽们冲出门去。虽然是两面开的门,但是门卫总是只开一扇门。左侧的门常常牢牢的锁住。当野兽们一头不剩的通过了门,门卫再关门上锁。


 西の門は僕の知る限りでは街の唯一の出入口だった。街のまわりは七メートルか八メートルの高さの長大な壁に囲まれ、そこを越すことのできるのは鳥だけだった。

   西门是我所知道的街道唯一的的出入口。街道周围被高达七八米的长壁围着,能飞越那座城墙的只有小鸟。


 朝がやってくると門番は再び門を開いて角笛を吹き、獣たちを中に入れた。そして獣たちを全部中に入れてしまうと、前と同じように門を閉ざし錠を下ろした。

  一到早上,门卫再次打开门,吹起角笛,野兽们再进入城内。等所有野兽全部门进入后,又如之前一样关门上锁。


「本当は錠を下ろす必要なんてないんだ」と門番は僕に説明した。「たとえ錠がかかっていなかったとしても、俺以外には誰もあの重い門を開けることはできないだろうからね。たとえ何人がかりでもだよ。ただ規則でそうと決まっているからそうしているだけのことさ」

 “其实没必要上锁的”门卫向我解释到。“即便不上锁,除我之外,没有人能将这笨重的门打开,即使是几个人一起。只是有明文规定,我也只好这么做罢了。”


 門番はそう言うと毛糸の帽子を眉のすぐ上までひきずり下ろして、あとは黙りこんだ。門番は僕がこれまでに見たこともないような大男だった。見るからに肉が厚く、シャツや上着は彼の筋肉のひとふりで今にもはじけとんでしまいそうに見えた。しかし彼はときどきふと目を閉じて、その巨大な沈黙の中に沈みこんでしまうことがあった。それがある種の憂鬱症のようなものなのかそれとも体内の機能が何かの作用で分断されただけのことなのか、僕にはどちらとも判断することができなかった。しかしいずれにせよ沈黙が彼を覆ってしまうと、僕はそのままじっと彼の意識が回復するのを待ちつづけなければならなかった。意識が回復すると彼はゆっくりと目を開き、長いあいだぼんやりとした目つきで僕を眺め、僕がそこに存在する理由をなんとか理解しようとつとめるように手の指を膝の上で何度もこすりあわせた。

   门卫说罢,拽下针织帽直至眉梢,随后陷入沉默。至今为止,我从未见过像门卫这般大男人。从外形来看,肉很厚实,只要他的肌肉一动,衬衫以及外套感觉就要爆开似的。然而他偶尔会闭上眼睛,然后再次陷入巨大的沉思中。我无法判断那是一种忧郁症还是只是体内机能被某种作用切断了。但是不管是哪个,他一旦陷入沉思,我只能一动不动的继续等待他恢复意识。他恢复意识后,缓缓地睁开眼睛,用呆滞的眼神久久的望着我,手指在膝盖上反复的搓着,好像很努力的在想我怎么会在这里呢。


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2015.03.07【日译中】村上春树・《世界尽头与冷酷仙境》第二章ーーー3

分类: 日语
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