2015.07.13【日译中】「文豪文学」芥川短編シリーズ 芋粥(四)

a139111 (コエイ) 译译生辉
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发表于:2015-07-13 21:02 [只看楼主] [划词开启]

芋粥

 

芥川あくたがわ 龍之介りゅうのすけ

 

(四)


或年の正月二日、基経の第に、所謂臨時の客があつた時の事である。(臨時の客は二宮大饗と同日に摂政関白家が、大臣以下の上達部を招いて催す饗宴で、大饗と別に変りがない。)五位も、外の侍たちにまじつて、その残肴の相伴をした。

 

某年的正月初二,所谓基经的贵客临门之日(临门的贵客是与皇后和太子的大宴在同一天,由当政的掌权人士设宴款待王公大臣,和皇后太子的宴没什么区别)五品官也混在武士之中,面对着吃剩的宴席。

 

当時はまだ、取食みとりばみの習慣がなくて、残肴は、その家の侍が一堂に集まつて、食ふ事になつてゐたからである。尤も、大饗に等しいと云つても昔の事だから、品数の多い割りに碌な物はない、餅、伏菟、蒸鮑、干鳥、宇治の氷魚、近江の鮒、鯛の楚割、鮭の内子、焼蛸、大海老、大柑子、小柑子、橘、串柿などの類である。

 

那时还没有把饭菜扔掉让别人来捡食的习惯,是让在朝的所有武士汇聚一堂一起吃这些剩饭剩菜。虽说可以堪比盛宴,都是以前的事情了,种类众多但是没有山珍海味。有年糕、炸甜糕、蒸鲍鱼、盐焗鸡、宇治的小香鱼、近江的鲫鱼、绸鱼干、鲑鱼鱼子、烤章鱼、大虾、大橘子、小橘子(大橘子小橘子?)、柑桔、柿子等。

 

唯、その中に、例の芋粥があつた。五位は毎年、この芋粥を楽しみにしてゐる。が、何時も人数が多いので、自分が飲めるのは、いくらもない。それが今年は、特に、少かつた。さうして気のせゐか、何時もより、余程味が好い。

 

其中就有山药粥。五品官每年都盼望着这山药粥。但不管哪次人都很多,自己能吃到的所剩无几。特别今年的粥格外少。或许是他想多了,感觉这回的粥比往常更加可口。

 

そこで、彼は飲んでしまつた後の椀をしげしげと眺めながら、うすい口髭についてゐる滴を、掌で拭いて誰に云ふともなく、「何時になつたら、これに飽ける事かのう」と、かう云つた。「大夫殿は、芋粥に飽かれた事がないさうな。」 五位の語が完らない中に、誰かが、嘲笑つた。錆のある、鷹揚な、武人らしい声である。

 

于是,他盯着一喝光的空碗,用手抹抹稀疏的胡子上沾着的粥,自言道:“什么时候才能喝个够啊!”五品官还没说完,便有人用豪放粗犷低沉而威严的语气嘲笑道:“士大夫阁下没有随心所欲的喝过山药粥啊!”

 

五位は、猫背の首を挙げて、臆病らしく、その人の方を見た。声の主は、その頃同じ基経の恪勤になつてゐた、民部卿時長の子藤原利仁である。肩幅の広い、身長の群を抜いた逞しい大男で、これは、煠栗を噛みながら、黒酒の杯を重ねてゐた。もう大分酔がまはつてゐるらしい。「お気の毒な事ぢやの。」利仁は、五位が顔を挙げたのを見ると、軽蔑と憐憫とを一つにしたやうな声で、語を継いだ。「お望みなら、利仁がお飽かせ申さう。」

 

五品官驼着背抬起头,胆怯的朝那人看过去。说话的人是在那时在藤原基经内阁做官的民部卿时长的儿子藤原利仁。是个膀大腰圆个子很高的壮汉,正一边嚼着烤栗子,一边喝着黑酒。人或许已醉了。“你好可怜啊”利仁见五品官抬头看他,利仁就用轻蔑带怜悯的口吻道“你要想的话,我就可以让你喝个够”

 

 始終、いぢめられてゐる犬は、たまに肉を貰つても容易によりつかない。五位は、例の笑ふのか、泣くのか、わからないやうな笑顔をして、利仁の顔と、空の椀とを等分に見比べてゐた。「おいやかな。」「……」「どうぢや。」「……」 五位は、その中に、衆人の視線が、自分の上に、集まつてゐるのを感じ出した。

 

就算是一只被虐待的狗,偶尔赏其一块肉,也不会轻易的跟过去。五品官还是一贯的露出那副不知是笑还是哭的笑脸,看看利仁的面孔,又看看手上的空碗。“不想么?”“……”“如何?”“……”这时,五品官感到众人的目光都聚集在自己身上。


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見た終わったと見て感じるの差


分类: 日语
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