2015.07.16【日译中】「文豪文学」芥川短編シリーズ 芋粥(六)

a139111 (コエイ) 译译生辉
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发表于:2015-07-16 23:29 [只看楼主] [划词开启]

芋粥

 

芥川あくたがわ 龍之介りゅうのすけ

 

(六)


それから、四五日たつた日の午前、加茂川の河原に沿つて、粟田口へ通ふ街道を、静に馬を進めてゆく二人の男があつた。一人は濃い縹の狩衣に同じ色の袴をして、打出の太刀を佩いた「鬚黒く鬢ぐきよき」男である。

 

之后,过了四五天的上午,沿着加茂川河畔,通往粟田口的街道上,有两个慢悠悠骑马前行的人。有一人上身和下身穿着同样深色的便衣裙裤,佩有一把凸花纹的大刀的“头发乌黑亮丽”的男子。

 

もう一人は、みすぼらしい青鈍の水干に、薄綿の衣を二つばかり重ねて着た、四十恰好の侍で、これは、帯のむすび方のだらしのない容子と云ひ、赤鼻でしかも穴のあたりが、洟にぬれてゐる容子と云ひ、身のまはり万端のみすぼらしい事夥しい。

 

另一人则穿着一身寒掺的青灰色便服,又披件薄绵衣,是个整四十岁的武士,就这种无论是吊儿郎当的系着宽腰带,还是那红鼻子而且鼻孔里还塞满了鼻屎,全身上下完全是一副寒酸至极的样子。

 

尤も、馬は二人とも、前のは月毛、後のは蘆毛の三歳駒で、道をゆく物売りや侍も、振向いて見る程の駿足である。その後から又二人、馬の歩みに遅れまいとして随いて行くのは、調度掛と舎人とに相違ない。

 

特别是两匹马,前面这匹叫做桃花马,后面叫菊花马,在路上行驶的小贩和武士们都回头看。他们后面还有俩人拼命紧跟在马后的马夫。

 

──これが、利仁と五位との一行である事は、わざわざ、ここに断るまでもない話であらう。冬とは云ひながら、物静に晴れた日で、白けた河原の石の間、潺湲たる水の辺に立枯れてゐる蓬の葉を、ゆする程の風もない。

 

---这就是利仁和五品官一行的事情。那就继续往下讲故事吧。虽说是冬天,遇到好天时,白白的河石间,清澈的溪水中,留有枯萎的蓬草纹丝不动。

 

川に臨んだ背の低い柳は、葉のない枝に飴の如く滑かな日の光りをうけて、梢にゐる鶺鴒の尾を動かすのさへ、鮮かに、それと、影を街道に落してゐる。東山の暗い緑の上に、霜に焦げた天鵞絨のやうな肩を、丸々と出してゐるのは、大方、比叡の山であらう。二人はその中に鞍の螺鈿を、まばゆく日にきらめかせながら鞭をも加へず悠々と、粟田口を指して行くのである。

 

临河低垂的柳树间,没有树叶的树枝上洒满了柔滑如糖的阳光,蹲在枝头的令鸟,尾巴动一动,影子都会鲜明地投射在街面上。一片暗绿的东山,上方露出圆陀陀的山头,犹如霜打过的天鹅绒,想必是比睿山吧。鞍鞯上的螺钿在阳光下晶光闪亮,俩人不着一鞭地径朝粟田口徐徐前进。


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分类: 日语
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