2015.07.22【日译中】「文豪文学」芥川短編シリーズ 芋粥(七)

a139111 (コエイ) 译译生辉
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发表于:2015-07-22 23:18 [只看楼主] [划词开启]


   
   
     
   芋粥

  
   
       
       芥川
        
        あくたがわ 

 龍之介
       りゅうのすけ
       
       

   
   

  
   (七)

 
    「どこでござるかな、手前をつれて行つて、やらうと仰せられるのは。」五位が馴れない手に手綱をかいくりながら、云つた。「すぐ、そこぢや。お案じになる程遠くはない。」「すると、粟田口辺でござるかな。」「まづ、さう思はれたがよろしからう。」 


   
五品官用那不灵敏的手拉着缰绳说道:“您这是带在下去往哪里啊?”“就在眼前啦。没有那么远的。”“这样,是粟田口附近吗?”“姑且是吧”


    利仁は今朝五位を誘ふのに、東山の近くに湯の湧いてゐる所があるから、そこへ行かうと云つて出て来たのである。赤鼻の五位は、それを真にうけた。久しく湯にはいらないので、体中がこの間からむづ痒い。

利仁今天早上来邀请五品官,说是东山附近有温泉想去一趟那里,便出了门。红鼻头五品官以为是真的。因为很久没有洗澡了,身上便奇痒无比。

  
   芋粥の馳走になつた上に、入湯が出来れば、願つてもない仕合せである。かう思つて、予め利仁が牽かせて来た、蘆毛の馬に跨つた。所が、轡を並べて此処まで来て見ると、どうも利仁はこの近所へ来るつもりではないらしい。現に、さうかうしてゐる中に、粟田口は通りすぎた。

   
喝完山药粥后,要是能再入浴的话,真是求之不得的幸福。这么一想,就骑上了利仁预先牵来的菊花青。但并马前行来到此处这么一瞧,总觉得利仁像是不打算前往此处附近。现在,已不知不觉的走过了粟田口。


   
   「粟田口では、ござらぬのう。」「いかにも、もそつと、あなたでな。」 利仁は、微笑を含みながら、わざと、五位の顔を見ないやうにして、静に馬を歩ませてゐる。両側の人家は、次第に稀になつて、今は、広々とした冬田の上に、餌をあさる鴉が見えるばかり、山の陰に消残つて、雪の色も仄に青く煙つてゐる。
 


“不去粟田口啊?”“说的没错,稍微再往前,你啊你…”利仁面露微笑,故意不看五品官的脸,静静的驰马而行。两侧的路人愈加稀少,届时,在这冬季广阔缭绕的田野上,只能看见觅食的乌鸦,消失于山阴里的雪花也隐隐地笼上青烟。


   
   晴れながら、とげとげしい櫨の梢が、眼に痛く空を刺してゐるのさへ、何となく肌寒い。「では、山科辺ででもござるかな。」「山科は、これぢや。もそつと、さきでござるよ。」 成程、さう云ふ中に、山科も通りすぎた。それ所ではない。何かとする中に、関山も後にして、彼是、午少しすぎた時分には、とうとう三井寺の前へ来た。三井寺には、利仁の懇意にしてゐる僧がある。

虽说晴天,那带刺的漆树树梢,刺向天空甚至让人觉得刺眼的痛,不禁令人打寒颤。“那,是在山科附近吧?”“这就是山科啊。还要往前走哦。”原来如此,此时也已过了山科。不但如此。过了一会,关山也已在身后,终于少许过中午时,终于来到三井寺。三井寺内,有个僧人与利仁交情很深。  

   
   二人はその僧を訪ねて、午餐の馳走になつた。それがすむと、又、馬に乗つて、途を急ぐ。行手は今まで来た路に比べると遙に人煙が少ない。殊に当時は盗賊が四方に横行した、物騒な時代である。

俩人前去拜访此僧,吃了一顿午餐。之后又接着骑马,忙着赶路。这一路与刚才的路相比,人烟更加稀少。尤其当时,盗贼横行霸道,世道不平。

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   見た終わったと見て感じるの差  
   

  

最后编辑于:2015-07-24 16:08
分类: 日语
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