2015.07.26【日译中】日本传说366日・7月の日本昔話——4日:舞扇

珊狗儿 (狗狗) 译坛英杰
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发表于:2015-07-26 18:04 [只看楼主] [划词开启]

   むかしむかし、京の都に有名な踊りの師匠(ししょう→せんせい)がいて、大勢の弟子(でし)をかかえていました。

   很久很久以前,在京都有一位有名的舞师,门下收了许多弟子。


 その弟子の中に、けいこ熱心な雪江(ゆきえ)という娘がいて、一本の舞扇(まいおうぎ→日本舞踊に使う扇で。普通の扇より大きく、流儀の紋などをえがいたもの)をとても大切にしていました。

   在那些弟子中,有一个热衷于练习,名叫雪江的女孩。她非常珍惜一把舞扇(跳日本舞使用的扇子。比普通的扇子要大,上面画有流派的纹章)。


 その舞扇は雪江が父にせがんで名高い絵師(えし→絵描き)に描いてもらった物で、今を盛りと咲いている桜の花が描かれた、それは見事な扇でした。

   这把舞扇是一个纠缠着雪江的父亲的有名画师画给她的东西,上面画着如今正盛开着的樱花,真是一把精美的扇子。



 さて、ある日の事。
   且说某一天。


 どうした事か、雪江はこの扇をけいこ場に忘れて帰ったのです。
   不知道为什么,雪江把这把扇子忘在练习场就回家了。


 それに気づいた師匠は、
   发现此事的老师说:


「大切な扇を忘れると珍しい。まあ、明日来た時に渡してやろう」
と、自分の机の上に置いておきました。
 “忘记自己珍惜的扇子真是稀奇。罢了,等明天她来的时候交给她吧。”

   说着就把舞扇放在了自己的桌子上。


 ところが次の日、雪江は珍しくけいこには来ませんでした。
   然而第二天,雪江稀奇的没有来练习。


 そして次の日も、また次の日も、雪江はけいこに来ないのです。
   第三天、第四天雪江也没有来练习。


「雪江に、何かあったのだろうか?」
 “雪江发生什么事了吗?”


 師匠はふと、雪江の扇を広げて見ました。
   师傅偶然展开了雪江的扇子一看。


 そこには扇面(せんめん→扇を開いた面)いっぱいに、明るく花が咲いています。
   在一整张扇面(扇子打开的面)之上,都开着鲜艳的花朵。


 そこへちょうど、友だちの占い師(うらないし)が尋ねてきました。
   这时,正好有一个占卜师朋友来拜访他。


「やあ、いらっしゃい。ほら、これをご覧なされ。弟子の忘れ物だが、優雅(ゆうが)な物じゃろう」
 “哎呀,欢迎!来,你看看这个。我徒弟遗忘的东西,真是个优雅之物对吧?”


 師匠が広げたままの扇を占い師に渡すと、
   师傅把展开的扇子交给占卜师后,


「ほほう、これは美しい。・・・?」
と、占い師はしばらくして、ポツリと言いました。
占卜师思索片刻,嘀咕了一声道:

“啊啊,这个真是漂亮……?”


「お気の毒ですが、この花は今日中に散りますな」
 “虽感悲哀,但这花今日之内就会凋谢呀。”


「えっ?」
 “诶?”


 やがて占い師が帰った後、師匠は再びその扇をながめました。
   不久,在占卜师回去之后,师傅再次凝望着那把扇子。


(今日中に散るとは、いったいどの様な意味だ?)
(所谓今日之内会凋谢,到底是什么意思呢?)


 占い師の言葉が気になった師匠は、それからもじっと扇をながめていました。
   师傅变得在意起占卜师的话来,从那之后也一直凝望着那把扇子。


 すると妻がやって来て、
「あの、お食事でございます」
と、声をかけました。
   这时他的妻子走过来说:

  “那个,到用膳时间了。”


「ああ、もうそんな時間か」
 妻の声に我に返った師匠は、開いたままの扇を持って立ちあがりました。

 “啊啊,已经到这时候了吗?”

   听见妻子的声音才回过神来的师傅,拿着打开的扇子站了起来。


 するとハラハラと、開いた扇から白い花びらが散りました。
   这时,从打开的扇子上哗啦哗啦地飘落下白色的花瓣来。


 散った花びらは風もないのにチョウが舞うと、空高く消えてしまいました。
   明明没有风,凋零的花瓣却像蝴蝶一样飞舞着,消失在了高空中。


「何とも、不思議な事よ」
 “这是何等不可思议的事呀!”


 そして花びらが散った扇を見た師匠は、さらにびっくりです。
   于是师傅看了一眼花瓣凋谢后的扇子,更是惊呆了。


「おお、これは!」
 “哦哦,这是!”


 何とそこにあるのはただの白い舞扇で、あれほど見事に描かれた桜の花がすっかり消えていたのです。
   不知为何那竟然只有白色的舞扇,之前画得那么精美的樱花已经完全消失了。


「これは、もしや雪江の身に!」
 “这或许是去雪江的身边了!”


 師匠はカゴを用意すると、雪江の家に急がせました。
   师傅准备了轿子后,急忙前往雪江的家。


 そしてカゴが玄関につくと、ちょうど母親が現れて言いました。
   于是,当轿子抵达雪江家门口时,她的母亲正好出现说:


「先生。娘は、娘はほんの先ほど、息をひきとったところでございます。どうぞこちらへ」
 “老师,我女儿,我女儿就在刚刚,停止了呼吸。请随我来。”


 案内された奥の間には、息をひきとった雪江が静かにねむっていました。
   
已经停止呼吸的雪江静静地睡在他被带往的内室之中。


 そしてその周りには、どこから入ってきたのかあの桜の花びらがしきつめるように落ちていたという事です。

   而在她的周围,像地毯一般落满了那些不知从哪儿飘入的樱花花瓣。


おしまい

本帖来源社刊

分类: 日语
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