2015.07.27【日译中】日本传说366日・8月の日本昔話——25日: 花嫁になりそこねたネコ

夜月秋音 (小夜)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
译犹未尽
51 12 1
发表于:2015-07-27 15:48 [只看楼主] [划词开启]

8月25日の日本の昔話(8月25日的日本民间传说)
はなよめになりそこねたネコ

花嫁になりそこねたネコ

猫新娘



 むかしむかし、あるところに、観音さま(かんのんさま)につかえているネコがいました。

 很久很久以前,个地方,住着一只侍奉观音菩萨的猫。

 ネコは人間の花嫁(はなよめ)を見るたびに、自分も美しい娘になって人間のところへ嫁入りしたいと思っていました。

 这只猫,每当瞧见人类的新娘,都想变作美貌的少女嫁给人类。
 そこで観音さまに、
「わたしを、人間の嫁にしてください」
と、頼んだのです。

 因此它恳请观音菩萨:“请把我嫁给人类吧。”
「お前はこれまで、わたしによくつかえてくれた。お前なら立派な花嫁になれるでしょう。わたしがいい若者を見つけてやろう」

 “你此前一直诚心诚意侍奉与我,以你的本事,想必也当得了出色的新娘。就由我为你选个优秀的年轻人吧。”
 観音さまはネコに約束すると、いつもお参りにくる若者の夢枕(ゆめまくら→夢の中)に立って言いました。
「明日の夕方、お堂の前にいる娘を嫁にするがよい」

 观音菩萨答应了猫的请求,潜入一个时常来参拜祂的年轻人的梦中,道:“明日傍晚站在堂前的那个少女,你娶了她便是。”
 若者はすぐに、この事を両親に話しました。

 年轻人马上把这事告诉了他的双亲。
 すると信心深い(しんじんぶかい→神仏を思う気持ちが強いこと)両親は喜んで、次の日の夕方、若者といっしょに観音堂へ出かけました。

 于是,诚心向佛的二老很是高兴,第二天傍晚和年轻人一起出发出门去了观音堂。
 観音堂の前には、人間の娘に化けたネコが立っています。

 观音堂前,变成人类少女的猫俏立在那儿。
「おい、あの娘ではないか?」

 “喂,是不是那边的姑娘家啊?”
「あら、なかなかの器量よしだこと」

 “哎呀,还真是端庄秀丽。”
「あれが、おれの花嫁か」

 “那就是我的新娘吗?”
 三人は娘のそばへ行きました。

 三人来到少女的身边。
「娘さん。ここで誰か待っているのかい?」

 “这位姑娘,你在这儿可是在等什么人呀?”
 父親がたずねると、娘が恥ずかしそうに答えます。

 当爹的问道。少女羞答答地回答。
「はい、観音さまのお告げで、ここに待っているように言われました」

 “是的,是观音菩萨的旨意,让我等在这儿的。”
 見れば見るほど美しい娘で、若者はこの娘が気に入りました。

 年轻人对这越看越美丽动人的姑娘十分中意。
「そうですか。実はわたしも観音さまのお告げで、ここにいる娘さんを嫁にするようにと言われたのです」

 “这样啊。其实,我也是得了观音菩萨的旨意,祂要我娶了在这里的少女做娘子。”
「えっ、そんな・・・」
 娘が、ポッとほおをそめます。

 “呃、这……”少女双颊飞霞。
「どうだろう。うちの息子の嫁になってもらえないだろうか」

 “如何?你可愿意嫁给我儿?”
 父親の言葉に、娘はこっくりうなずきました。

 当爹的一问,少女便点头同意了。
「よかった。それじゃ、さっそく話をすすめよう」

 “好。那,这就商量商量婚事吧。”
「では、わたしの両親にも会ってください」

 “那么,我领几位去见我的爹娘。”
 娘は三人を連れて、観音堂の裏手(うらて)へ行きました。

 少女领着三人去了观音堂的后面。
 そこには古くて立派な屋敷があって、年老いた娘の両親がいました。

 那里有一栋古意蕴然的大宅子,少女上了年纪的双亲就在里面。
 娘の両親が、若者の父親に頭を下げます。

 少女的双亲低头向年轻人的爹致歉。
「観音さまのお告げで、なんともありがたい事になりました。ですがごらんの通り、我が家は貧乏で、娘には何の仕度もしてあげられません」

 “得观音菩萨赐小女姻缘,实乃万幸。只是,如是所见,家中贫困,无力为女儿备嫁。”
「いや、仕度(したく)の方は、いっさいこちらでいたします。こちらはもう、娘さんさえいただければ」

 “哪里,一切用度,皆由我方准备,只要能迎娶到您家的女儿……”
 若者の両親は古い屋敷を見て、むかしは相当な家柄(いえがら)に違いないと思いました。
 年轻人的双亲看着古宅,猜想这户人家从前必是名门望族。
 若者と両親が帰って行くと、娘の両親はネコの姿にもどって屋敷を出て行きます。

 年轻人和他的双亲回去后,少女的双亲恢复猫的模样离开了宅子。
 立派な屋敷といっても、よく見ればただの空き家で、今では野良ネコたちの住まいになっています。

 这宅子看着气派,但仔细一瞧,屋内空空如也,如今已是野猫群居之地。
 娘に化けたネコは、すぐに観音さまのところへ報告(ほうこく)に行きました。

 变作少女的猫马上去见了观音菩萨。
「おかげさまで、人間の花嫁になれそうです」

 “得菩萨相助,我就要当人类的新娘子。”
「それは良かった。これでお前も人の花嫁ですから、決してネコのようなまねをしてはいけませんよ」
 “这就好。如此,你也是人类的新娘了,决不可再行猫的举止。”


 さて、いよいよ婚礼(こんれんい→けっこんしき)の夜がやってきました。

 就这样,很快到了婚礼的夜晚当晚
 若者の家では約束通り、花嫁の着物から
カゴまで用意して娘をむかえにきました。

 年轻人家里按照约定,备好了嫁衣花轿等一应事物物事来迎娶少女。
 古い屋敷の前には明かりがつけられ、人間に化けた野良ネコたちが忙しそうに働いています。

 古宅前灯火通明,变幻成人类模样的野猫们忙前忙后。
 やがて花嫁が出てきて、カゴに乗りました。

 终于新娘子出了家门,上了花轿。
 花嫁行列は
ちょうちんの明かりにかこまれて、しずしずと進んでいきます。

 迎亲队伍在灯笼的围绕下静静地前行。
(これでもう、思い残すことはないわ)

 カゴの中のネコは、心から満足しました。

 这样就没有任何遗憾了。花轿中的猫可谓心满意足。

 花嫁行列が花むこの屋敷につくと、すぐに座敷で祝言(しゅうげん→おいわいのことば)が始まりました。

 迎亲队伍一到新郎家,很快就在客厅开始了仪式

 花嫁になったネコは花むこのとなりに座って、ウットリとしています。

 猫新娘坐在新郎官身边陶醉不已。
 おごそかな謡(うたい→おいわいの歌)とともに、三三九度の盃(さんさんくどのさかづき→お祝いのぎしきで、三つ組のさかづきで、三度ずつ、三回酒杯をいただくこと)がかわされ、花嫁が盃(さかづき)を口に持っていこうとしたそのときです。

 在庄严的歌谣(祝歌)的伴奏下,新郎新娘交杯换盏(三三九献,在婚庆仪式上,三个酒杯一组,分三回,每回喝三次酒)之后,新娘正要举杯送入口中。
 ふいにおぜんの横へ、ネズミが出てきました。

 忽然,食案边跑出来一只老鼠。
 そのとたん、花嫁は、
「ニャオーン!」
と、鳴くなり、ネコの姿になってネズミに飛びついてしまったのです。

 说时迟那时快,新娘子“喵”的一声,变成猫扑向了老鼠。
「なんだ、あれは!」
 祝いの席に並んでいた人たちは、ビックリです。

 “这,怎么回事!”宾客席的众人大惊失色。
 花嫁の両親に化けていたネコたちもすっかりあわてて、次々にネコの姿になって座敷を飛び出していきました。

 化身新娘双亲的猫儿们也惊慌失措,先后变回猫的模样窜出了客厅。
 花嫁に化けていたネコはどうすることも出来ず、ネズミをくわえたまま逃げ出しました。

 猫新娘别无他法,只得叼着老鼠逃走了。
 残された花むこや両親は、すぐに花嫁の屋敷に向かいました。

 被撇下的新郎官和他的双亲马上赶去新娘家中。
 ところが観音堂の裏手には空き家になったボロ屋敷があるだけで、誰もいません。

 然而,观音堂的后面,只剩一栋空荡荡的破房子,不见半个人影。
「ネコを花嫁によこすなんて、なんてひどい観音さまだ!」

 “居然让一只猫当我们家的新嫁娘,何等荒唐的观音菩萨!”
 両親はカンカンに怒って、二度と観音堂へはお参りに行きませんでした。

 二老大发雷霆,自此再也不曾去观音堂参拜。
 観音さまは、花嫁になりそこねたネコにあきれて言いました。

 观音菩萨对差点儿就成为新娘的猫大失所望,说道。
「あれほど、よく言い聞かせておいたのに。もう決して、ネコを人間の嫁にはしません」

 “千叮万嘱的你还是捅出这么大篓子。再也不把猫嫁给人类了。”


おしまい

最后编辑于:2015-08-10 09:34

本帖来源社刊

分类: 日语
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