☀初声早早读☀<568>怪力男と王女の涙 ♪忧郁柠檬

skyharry (玄桜)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
断翼天使
141 8 3
发表于:2015-07-28 06:26 [只看楼主] [划词开启]

  昔、二ノ国にある平和な王国がありました。

  王様にはひとり娘の王女がいましたが、とても勇敢で賢く、父親の右腕となって王国を治めていました。

  王国のはずれには、人の寄り付かない険しい岩山があり、その洞窟に魔女が住んでいました。魔女にはこの国を支配しようとねらっていたのですが、いつも王女に気づかれ、はばまれてきました。

  魔女には、手下がひとりいました。身体の上半分が熊で、下半分が人間の形をした熊男です。この熊男はものすごい怪力の持ち主ですが、頭の回転が速くありません。そのため魔女に命じられたことは、なんでも言われたとおりにやるのです。

 ある日のこと、熊男が洞窟で魔女に言いつけられた薬草をせんじていると、魔女が王女を連れて帰ってきました。なんと、いつも計画のじゃまをする王女をさらうことに、ついに成功したのです。

  熊男は王女を見て、2度もびっくりしました。1度目は王女が世にも美しかったから。二度目は、王女の手足が魔女の呪で木に変えられたからです。

  魔女は熊男に命じました。

「この王女の面倒をちゃんとみるんだよ。お腹がすいて泣かれると困るからね。」

  熊男はすぐに戸棚から干し果物を取ってきました。

  王女の手は木なので、口に入れてやろうとしましたが、王女は首をふり、魔女に目を向けました。

「わたしをどうする気です?」

「お前を人質にして、王に言うのさ。王国をよこせとね」

「むだなことです。父上にはいつも申し上げているのです。何を言われようと、魔女の言葉を信用してはいけないと。たとえ、わたしの命が引き換えだとおどされても」 

「ええい、うるさい」

 怒った顔で叫んだ魔女が杖をさっとふると、王女はもう何も言わなくなりました。声をうばわれてしまったのです。

 次の日から、魔女は王宮に交渉に出かけている間、熊男は王女に食事を与えるようになりました。

  熊男にとって、それはなかなか楽しい仕事でした。王女の手足が動かず、口もきけないのはかわいそうでしたが、心をつくして世話ができるからです。

  ほんとうは心根の優しい男なので、悪いことをするのが、いやだったのです。でも、今回はいくらやさしくしても魔女に叱られません。なぜなら、ちゃんと面倒を見るように命じたのは、ほかならね魔女なのですから。

  王女が泣くことはありませんでした。とはいえ、笑顔も見せてはくれません。熊男はめずらしい食材を見つけたり、おいしい料理を工夫したりして、なんとかよろこんでもらおうとしましたが、王女はまっすぐな目で、黙って見返すだけです。

  手足がもとに戻って、口がきけるようになったら、王女は笑い声をあげてくれないだろうか。けれど、そんなことは魔女が許してくれそうにありません。呪いの解き方など知らない熊男は、おいしい食べ物を王女の口に運ぶ以外は、何もできませんでした。

最后编辑于:2016-05-01 21:49

本帖来源社刊

分类: 朗读

标签: 早读时光

全部回复 (8) 回复 反向排序

  • 3

    点赞

  • 收藏

  • 扫一扫分享朋友圈

    二维码

  • 分享

课程推荐

需要先加入社团哦

编辑标签

最多可添加10个标签,不同标签用英文逗号分开

  • 早读时光
  • 夜猫之声
  • 你读我评
  • 朗读课堂
保存

编辑官方标签

最多可添加10个官方标签,不同标签用英文逗号分开

保存
知道了

复制到我的社团