2015.09.21【日译中】プラナリア 涡虫25

沐小诺 (一只猫而已)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
译坛英杰
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发表于:2015-09-21 17:58 [只看楼主] [划词开启]

「あの時も、ありがとうございました」

「そんな前のこといいのよ。この前、病院の駐車場ですれ違ったわよね。まだ通院しているの?」

「月に一度ですけど」

「私は三ヵ月に一度。でも、いつも待たされてうんざりなの。どうして予約制にしないのかしら。せっかくのお休みがそれで一日つぶれちゃっていやんなる」

「そうですよね」

“之前也谢谢你了。”

“那么久的事不用谢了。前不久,在医院的停车场也碰到了吧。还定期去医院吗?”

“一个月一次。”

“我三个月一次。不过,总是要等很久烦死了呢。为什么不弄成预约制的呢。难得的假期因此一整天就浪费了,真是讨厌。”

“就是的呢。”


 思わず返事に力が入る。この人とは妙に会話がスムーズに運ぶような気がした。歳は三十になったかならないくらいか。おっとりとした低い声で、和菓子屋の上っ張りを着て頭には白い三角巾までしているのにおばさんくさく見えない。耳たぶにぽつんと付いた小さいピアスがきれいだった。胸につけたネームプレートに「永瀬」と書いてある。名前も知らなかったんだと思ったら、さっき「上原さん」と呼ばれたことに気がついた。

情不自禁地用力回答道。感觉和她很不可思议的可以流畅地对话。三十岁左右那样。沉着稳重的低音,尽管身着日式点心屋的罩衣,就连头部系着白色的三角巾,但一点也没有大妈样。耳垂上戴着的小小的耳钉很漂亮。胸前的名字卡着写【永濑】。刚想着连她名字都不知道,就意识到刚才她叫我“上原小姐”。


「私の名前、知ってたんですか」

「うん。入院してると、聞きもしなくても勝手におばさまたちが教えてくれるしね」

 ということは、私の病名も知っているに違いない。私も家族も喋った覚えはないのに、入院中いろんなババアから「乳がんなんですってねえ」と言われたから。入院患者にプライバシーはなかった。

「今日はお休みなの?」

「えっと、いえ……あの、今休憩時間ですか?」

「そうよ。どうして?」

「せっかくの休憩時間、つぶして悪いみたいだから」

“你之前就知道我的名字吗?”

“嗯。住院后,不用问阿姨们就擅自告诉我了。”

这么说来,一定也知道我的病名了。因为印象中我和家人都没说过,但住院中的许多老太婆对我道:“乳腺癌很严重呢。”住院病人毫无隐私。

“今天是休息吗?”

“呃,不···那个,现在是午休时间吗?”

“是呢。怎么了?”

“好不容易的午休时间,被我糟蹋了真是抱歉。”


 私の台詞に彼女はふんわりと笑った。

「心配だったし、上原さんとお話ししてみたかったから来たのよ。でも気を使ってくれてありがとう。嬉しいわ。繊細なのね」

 ずぼら故、乳がんを悪化させてこんな結果になった私が「繊細」と言われて、恥ずかしくて真っ赤になった。この人を騙《だま》してはいけないと思い、正直なことを口にした。

对于我的说辞她轻笑道:

“我很担心你,而且也很想和上原小姐聊聊所以才来的呢。不过谢谢你想到我。我很开心。你真细腻呢。”

由于马大哈,才导致乳腺癌恶化的自己,而现在被说成“细腻”,害臊的满脸通红。心想着不能欺骗她,开口说出事实。


「プーなんです、私」

「あら、そうなの」

「もう体は平気なんですけど、なんとなく働く気がしなくて、怠けてるだけなんです」

 彼女はそれを聞いて、じっと考える顔をした。軽蔑《けいべつ》されたかなと緊張して私はうつむく。さっき、見知らぬばあさんにつかまれたシャツの袖に皺が寄っていた。

“错了,我不是。”

“咦,是吗?”

“身材已无大碍,但就是没有想要上班的心情,只是在偷懒而已。”

她听了这个后,一脸认真思考的样子。会被瞧不起吗?我紧张地垂下了头。刚才,被陌生的老奶奶紧抓过的袖子起皱了。


「もし、上原さんさえよかったら」

 慎重に言葉を選ぶようにして、彼女は言った。

「うちのお店でアルバイトしてみない? あてにしてた人が急に辞めちゃって困ってたところなの」

「え? でも」

「今返事してくれってわけじゃないから、考えてみてくれる?」

“要是,上原小姐愿意的话”

她慎重地挑选着用词说道。

“要不要来我店里打工看看?能干的人突然离职,我正为难着呢。”

“诶?可是”

“不用急着现在给我回复,你先考虑考虑好吗?”


 突然そんなことを言われて私は当惑した。

「でもあの、でも」

「でも何?」

 繰り返し「でも」を連発する私を、彼女は微笑《ほほえ》んで見ている。

「私、社会不適応者ですよ」

 きょとんと目を丸くした後、彼女はくすくす笑いだした。そして「そんなことないわよ」と何を根拠にかはっきりと言った。

突然说到这样的事让我不知如何是好。

“可是那个,可是”

“可是什么?”

她微笑地看着反复连续说着“可是”的我。

“我的不适应社会的呢。”

发愣地张大眼睛后,她哧哧地笑了。然后不知以何为根据很明确地说道:“没那回事。”




本帖来源社刊

分类: 日语
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