2015.09.22【日译中】水車館の殺人-第十章 -003

ziyansh2 (紫焱(シエン)) 译犹未尽
6 1 0
发表于:2015-09-22 00:19 [只看楼主] [划词开启]

水車館の殺人- 綾辻行人

章 過去 (一九八五年     九月二十八日~二十九日)

 

<別館>ホール  -  (午後八時五十分)

003

大石はにたりと下卑た笑みを見せて、

「あたしはつねづね思っとるんですが、世の中の人間は大雑把に云って二つに分けられる。金を持ってる人間と持ってない人間、この二つだ。そしてこいつは、それぞれの顔に表われる。その違いをうまく読み取っていくのが、ま、商売ってやつですな。正木って男は、どう見ても持たざる者だ。あんたもそう思うでしょう。何となくあの坊さんと似た雰囲気もあったりするでしょうが」

大石露出卑贱而狰狞的笑容,

“我时常都在思考着,世间的人大致可以分为这两类,有钱的人和没有钱的人。而且这一点会在人们各自的脸上表现出来。顺利地读懂人与人这不同之处,嘛,这就是所谓的做生意了。正木这个男人,怎么看都是属于没有钱的人。你也这么认为不是么。虽然总觉得他和那个和尚有着相似的氛围就是了。”

 

「そう云えば古川さんは、今年はいよいよ覇気がない感じですね」

「そりゃあそうだ。前からそうだったが、特にさっきは、絵を手に入れるのに何千万だとかいう金の話が出たりした。あの坊さんが一成画伯の絵に惹かれていればいるだけ、持たざる者の口惜しさは大きいという話ですな」

階段を下りてくる足音がそこへ聞こえてきて、大石は慌てて口をつぐんだ。当の古川恒仁が部屋から出てきたのである。

“这样说来感觉古川先生今年又更加灰心丧志了啊。”

“确实,虽然从以前开始就是那样。特别是刚才,当我们说出要得到一成大师的画作需要数千万的时候。那个和尚的情况是越被一成大师的画作吸引,无法拥有的遗憾就越大吧。”

听到从楼梯往下走的脚步声,大石慌忙闭上了嘴。从房间里出来的人正是刚才提到的古川恒仁。

 

ホールのソファで話す二人の姿を認めると、古川はびくりと立ち止まり、神経質そうな目を伏せた。

「や、古川君。こっちで一緒に一杯やりませんかぁ」

愛想よく大石が声をかけるのを見て、三田村は呆れ果てた。

「いえ」

と、古川は首を振った。

「ちょっとその、私は絵を見に……」

看到在大厅沙发上说话的二人的身影,古川惊讶地停下了脚步,神经质地低下了头。

“呀,古川。不来这边一起喝一杯么?”

看到大石亲切地打着招呼,三田村极为惊讶。

“不了”

古川摇了摇头。

“那个,我想稍稍去参观一下画……”

 

痩せた肩を丸めた古川が、のろのろした歩みで<南回廊>のほうに消えると、大石はまた派手な音を立てて痰を吐いた。

「クラい、と云うんですかなぁ、まさにああいうのを」

「何だか思いつめたような感じでしたね」

「危ない危ない。ああいう内にこもるタイプは嫌ですなぁ」

大袈裟に目を剝いて、大石は自分のグラスになみなみと酒を注ぐ。

古川缩着瘦削的肩慢慢走着,他刚消失在南回廊的方向,大石就又发出夸张的声音吐了一口痰。

“该说他阴暗么,他就像是所说的……”

“有种像是钻了牛角尖的感觉。”

“真危险真危险。那种封闭内心的类型最讨厌了。”

大石夸张地瞪着眼睛,给自己倒了满满一杯酒。

 

「……よしよし。あとでちょいと正木を捕まえて、話をしてみるか」

醒めた眼差しで相手の禿げ上がった額を眺めながら、三田村は心の中で「この俗物め」と毒づいた。

(これなら、教授先生のチェスのお相手でもしていたほうが何倍もましだな)

これは三田村が、毎年のように思うことではあった。

“……好了好了,稍后抓住正木,谈谈看么?”

三田村用醒悟过来的眼神一边看向对方秃顶的额头,一边在心里狠狠地骂着“这个庸俗的家伙”。

(早知如此,当教授的象棋对手不知比这好多少倍)

这是三田村每年都会想的事。

本帖来源社刊

分类: 日语
全部回复 (1)

  • 0

    点赞

  • 收藏

  • 扫一扫分享朋友圈

    二维码

  • 分享

课程推荐

需要先加入社团哦

编辑标签

最多可添加10个标签,不同标签用英文逗号分开

保存

编辑官方标签

最多可添加10个官方标签,不同标签用英文逗号分开

保存
知道了

复制到我的社团