2014.04.15【日译中】北国の春

rerehkg (rerehkg) 译坛新秀
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发表于:2014-04-15 20:53 [只看楼主] [划词开启]

道の両侧は六月で李(すもも)の花が强く匂いながら咲いていた。薮(やぶ)の中で李の枝繁(しげ)みは、细かい纸片を集めたような真白い花がつけ、风のな い日光の中にひっそりと咲いていた。その匂いが私の头を重たくした。虎杖(いたどり)の叶がほぐれたばかりの新鲜な色で揺れた。崖(がけ)の下の人家の方 で、犬が吼えていた。海岸まで続いているその长い道には人影がなかった。 
六月,道路两边的李树鲜花盛开。灌木丛中,李子的树枝树丛,开着像碎纸片一样的洁白的花,在无风的阳光下悄然无声地绽放。那种芳香在我的头顶聚集。虎杖的叶子刚刚张开的叶子新鲜的颜色摇曳着。山崖下有人家的地方传来狗叫声。一直延续到海岸的长长的道路上没有人的踪影。
私はステッキを振り上げて、头上の李の花の一番浓く群れっている処を殴りつけた。 枝が折れて、花弁(はなびら)がくるくると回転して、薮影に目に见えずにあった蜘蛛の巣にかかった。私は足元の李の枝を薮の中へ蹴飞ばしてまた歩 き出した。谁もそれに気づいていないことが私をまだ落ち着かせなかった。
我挥起手杖,痛打头顶上李花的芳香最浓的地方。树枝折断了,花瓣滴溜溜地来回旋转,挂在树枝上无法看见的蜘蛛网上。我踢飞脚下的李树树枝,踢到树丛中,然后走了出去。谁也没有察觉到的那样的事使我无法平静。
私はどこかに闲古鸟(かんこどり)の鸣き声を闻いたように思った。 落叶松(からまつ)の新しい芽の吹いた林の方で鸣いているらしかった。それは北国の春であった。父の病気を取り巻いて私を育てた北国の自然は春の真盛りなのだ。 
我好像在哪里听到了闲古鸟的鸣叫声。是在吹动着落叶松的新芽的林子的地方鸣叫。那里已经是北国的春天了。把父亲困在病痛之中并且养育了我的北国的大自然正是春天的极盛时期。

空気は暖かくよどんで、黒い掘り返された畑の间の林檎の花や牛や马や鶏などを暖めていた。それは头痛持ちの母を悩ます季节であり、私と弟とが霞み网を持って渡り鸟を捕まえるために夕暮れの冈で时间を忘れた季节であった。 
空气渐渐变得温暖起来,温暖着翻掘过的农田之间的苹果花、牛、马还有鸡等。那是头痛的母亲烦恼的季节,因为那是我的弟弟用细网捕捉通过的鸟,黄昏时还在山冈上忘了时间的季节。

草木の上に満ちている软らかな阳の光は、しかしあまりに空虚であった。殆ど私が嗅いでいるに耐えられないような李の花が、その春の真ん中に、谁にも知られずにその傍らを通る人もなく咲いている。 
草木上洒满了柔软的阳光,却有些空虚。几乎使我难以忍受去闻的李子花,在那春天,在无人知道的、无人通过的地方盛开。
私も幼年の情感のなかに群(むら)がり、私も梦の中に重たい叶を揺るがしながら、いつか记忆の奥に埋もれていた。北国の风物である落叶松(からま つ)や虎杖や、蕗(ふき)や、蓬(よもぎ)が、そこの斜面を満たしているのを见ると、私はその中へ倒れれ込みたい冲动を感じた。そして林の中から闻こえる间の延びた闲古鸟の声が、私のずっと奥のほうの、抑制する事も出来ない感情を掻き乱した。 

聚集我幼年时的情感,在我的梦中摇摆着的沉甸甸的叶子,不知什么时候被埋在了记忆深处。北国的景物,落叶松、虎杖、蜂斗菜,艾蒿,长满斜坡的时候看,我就会感到一种要倒在那里面的冲动。而且在林子中传来的闲古鸟的叫声,一直在我的内心深处,扰乱着我难以抑制的情感。



最后编辑于:2014-10-29 20:26
分类: 日语
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