2014.10.30【日译中】小说试译第七

咯口 (61儿童节) 译心译意
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发表于:2014-10-30 16:49 [只看楼主] [划词开启]

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 エレベーターは二秒ごとに神経を逆撫《さかな》でするような不気味な音を立てて上昇した。三階で降りると、エレベーターに一番近い右側の三〇三号が佐伯直樹のマンションだった。佐伯名緒子が合鍵を使ってドアを開けようとしているとき、私は彼女の足下《あしもと》の床にできた小さな赤黒いしみを見ていた。

电梯上升,每两秒都要发出折磨神经一样的难听的声音。在三楼下了后,离电梯最近的右边的303号就是佐伯直树的公寓。佐伯名绪子用备用钥匙要开门的时候,我看到她脚下的地板上生出的一小小的红黑色的印子。

「おかしいわ」と、彼女は鍵を抜き取って言った。「鍵がかかってません。きのうは間違いなくかけておいたのに。でも、主人がいるんでしたらブザーを押したときに返事があるはずですわね」彼女がドアの把手をまわして引くと、スチールのドアは抵抗なく開いた。

奇怪,她拔出钥匙说。门没锁。明明昨晚上肯定是锁上了的。但是,要是丈夫在的话,我们按门铃的时候就会有回应吧。她转动门把手一拉,钢门毫无障碍的开了。

 玄関の靴脱ぎには、聞いていた通り数日分の新聞が溜まっていた。丸くて赤黒い|しみ《ヽヽ》はその新聞の上にも一つ落ちていた。しかも、ドア口から見た様子では、マンションの中はこんな時間に明かりがついたままになっている。雨の午後とは言え、それほどの暗さではなかった。

玄关摆鞋子的地方,就和听说的一样存了几天的报纸。圆形的红褐色的印子在那报纸上也落了一处。而且,从门口看到的情况看,公寓中在这个时间还一直亮着灯,虽说是下雨的午后,也没暗到那种程度。

 私は中へ入ろうとする名緒子の腕を取って引き止めた。

「待って下さい。私が先に調べてみます。あなたはエレベーターの前のベンチのところで待っていてくれませんか」

「どうして……?」と、彼女は不審そうに訊いた。私の顔つきを見て、彼女の顔から血の気が退《ひ》いていった。

「まさか——」彼女はうわずった声をあげて、マンションの中へ無理に入ろうとした。私は彼女の腕を放さなかった。

「言う通りにしなさい」と、私は言った。「たぶん心配するようなことはないと思う。いずれ、すぐに分かることだから」

我抓住打算进到里面的名绪子的手阻止了她。

等等。我先进去看看。你可以现在电梯前的长椅那里坐着等一下吗?

为什么?她疑惑的问。看到我的脸色,她脸上的血色褪去。

难道?她拔尖了声音,想要强行进入公寓。我没放开她的手腕。

按我说的做。我说。应该没发生你担心的事,不管怎样,都是你马上就会知道的事。

 彼女の腕に入っていた力が次第に抜けていった。彼女は落ち着きを取り戻し、分かったと言うようにうなずいた。私は彼女の身体の向きをエレベーターのほうへ変えて、押しやるように腕を放した。彼女は不安な面持ちで私を振り返りながら遠ざかった。

她手腕的力气一点点少了。她像是取回冷静了,点头示意明白了。我把她的身体转向电梯那边,手一送力松开了手腕。

 私は佐伯のマンションに入り、ドアを閉めた。靴を脱ぎ、新聞の山をまたいで、奥へ進んだ。間取りは2DKと称されるものだった。玄関から伸びている板敷きの廊下にそって、右側はトイレ、洗面所、浴室、台所兼食堂の順に並び、緑色のカーテンをかけたガラス戸の向こうはベランダと思われた。食堂の食卓の上のオレンジ色のカサのついた電灯がつけっぱなしになっていた。左側の手前はパネルドアのついた部屋で、奥は一間半の間口に三枚の板戸をたてた部屋だった。手前の部屋のドアを開けると、一見して佐伯の仕事部屋だと分かった。右側の壁に向かって大きなデスクがあり、伸縮自在の照明器具がたった今まで誰かが書きものをしていたように、デスクの上を照らしていた。残りの三方の壁はすべて本棚に占領され、そこから溢れた本や雑誌が床の上にも積み重ねられていた。その部屋はそのままにして、奥の部屋を見ることにした。

我进入佐伯的公寓,关了门。脱了鞋子,跨过报纸山,进了里面。房间布局为2DK。沿着从玄关开始铺着地板的走廊,右边是厕所,卫生间,浴室,厨房兼餐厅的顺序排列,挂着绿色的窗帘的玻璃门对面该是阳台。食堂饭桌上橙色的有盖帽儿的灯就那么开着。左侧触手可及的嵌板门房间,再里面是一间半的正面宽度有一间立着三扇板门的门。把眼前的门打开,一看就知道是佐伯的工作间。对着右边墙壁有一张大桌,伸缩自如的灯具像是之前还有谁在写东西一样,照亮着桌子上。剩下的三面墙都被书架占领,从那里溢出来的书和杂志在地板上堆积起来。把这间房子放着,打算去看里面那间。

 三枚の板戸のうちの一つが半開きになっていたので、そこから中に入った。部屋の中は薄暗かったが、左手の奥に置いてあるセミダブルのベッドの枕元のランプがついていたので、見通しはきいた。天井の真ん中から、和風なカサつきの蛍光灯がまるでバットで一|撲《なぐ》りされたように垂れさがっていて、粉々になったガラスの破片が床の絨緞《じゅうたん》に散らばっていた。暴力的な痕跡を見て、私の体内に急激にアドレナリンが分泌されたようだった。ベランダに面したガラス戸のカーテンを開ければもっと明るくなるが、私はそうしたい衝動を抑えた。

三枚嵌板门中一个是半开的,所以,就从那里进了里面。房间里有点暗,但是,左手边里面放着的小双人床的床头灯开着,所以得以环视。从田径的正中央开始,就是和式的带灯伞的日光灯就像是被扑到床上去一样吊在那里,碎成粉的玻璃碎片散落在地上的绒缎子上。看到暴力性的痕迹、我体内肾上腺素被激得爆发了。要是把面向阳台的玻璃窗户的窗帘拉开会更加亮。但我阻止了我这么做的冲动。

 ざっと見まわして、ベッドの脇の洋服ダンス、ソファ二個、その中間に低いテーブル、右手の奥にテレビやステレオ装置やレコードを収納したラック、最後に部屋の隅に立てかけたアイスホッケー用の数本のスティックが眼に入った。それから順に視線を戻すと、向こうのソファの肘掛けに黒い靴下が片方引っかかっているのが見えた。私は蛍光灯の破片を踏まないように気をつけながらソファに近づいた。靴下には中身があって、茶色のズボンにつながっていた。私は懸念していたものを見つけた。

粗略的环视了,床边上的衣柜、两个沙发、其中有矮桌、右手最里边有收纳电视或这收音机之类的复读机的箱子。最后,房间角落里倾斜的数支冰球用的球棒进入了我的视线。之后按顺序把视线挪回来时,对面的沙发扶手上挂了一只袜子,我看到了。我注意不踩到日光灯的碎片,走近沙发。袜子里面有内容,连着茶色的裤子,我找到了了我所担心的东西。

 ソファの蔭をのぞき込むと、片足を肘掛けに乗せた男が仰向けの|ぶざま《ヽヽヽ》な恰好で倒れていた。ベージュ色のコートと茶色の上衣の前が大きく開いて、ワイシャツの胸が一面に赤黒く染まっていた。シャツのポケットの真ん中に黒い小さな孔が、Oで始まるイニシャルの刺繍《ししゅう》のように開いていた。そこから、何かが焼け焦げたような匂いがかすかに漂っていた。男の伸ばした右手に銃身の短い拳銃が握られていた。銃把《じゅうは》の部分にSとWの組み合せ文字を刻んだ丸い金属がはめ込まれているのが見えた。私は男のあごの下に指先で触れてみたが、頸動脈を探り当てるまでもなく生きるに必要なだけの体温がなかった。

靠近看沙发的阴影里,将一只脚挂在扶手上的男人以一种难看的姿势仰面躺倒着,白衬衫胸口部分全部染成了黑红色。衬衫的口袋正中间有个黑色的小洞,像是以o为首字母的刺绣一般开在那里。从那里,飘来微弱的一种什么东西烧焦了的气味。男子伸直的右手握着一把短枪。枪把部分嵌入了一个刻了sw组合的文字。我用指尖探了探男人的下巴下,没到找到颈动脉就感觉到他的体温已不是能活下来所必要的。

 その死体はこの部屋の住人にしては、年を取り過ぎていた。男は少なくとも五十才位で、短く刈った頭髪にはかなり白いものが混じっていた。私は手早く男のポケットを探ってみた。上衣の内ポケットから、身許を知るにはこの上ないが、あまり歓迎できない代物が出て来た。黒い警察手帳だった。

如果这个尸体是这个房间的住客的话,年龄太大了。男子至少五十岁左右,剪短了的头发里混杂了相当多的白发。我很快找了找男子的口袋,从上衣口袋我找到了一个,为了知道身份没有比这更好的东西了,但是不怎么欢喜的东西。一本黑色的警察证。

 人を知るには、口から出る言葉よりもポケットの中身のほうが信用できることもある。黙して語らぬ死者から調べられることは調べつくして、元の状態に戻した。拳銃の銃口の匂いを嗅ぐと硝煙の匂いが鼻をついた。弾倉を調べたかったが、拳銃にさわるのはやめておいた。その部屋の絨緞と廊下でも、一ヵ所ずつ同じような赤黒い|しみ《ヽヽ》が見つかった。さらに数分間を費やして、少なくともこのマンションには|二つめ《ヽヽヽ》の死体は存在しないことを確認した。エレベーターの前で落ち着かなげにタバコを喫っていた佐伯名緒子を、私はとりあえず佐伯の仕事部屋に入れた。すぐに佐伯直樹の写真を探してもらった。デスクの引き出しの一つから、彼女が三ヵ月ほど前に久我山の自宅の庭で撮ったというスナップが十枚ばかり出て来た。優しさと逞《たくま》しさが同居した、意志の強そうな風貌の青年が写っていた。身体つきは中肉中背としても、腕や肩のあたりは隣室で見たアイスホッケーの用具を思い出させるようにがっしりしていた。|くせ《ヽヽ》のある長めの髪の下には、カメラを向けている妻に注ぐ温和なまなざしがあった。いずれにしても、佐伯直樹は隣室の死体とは似ても似つかない青年だった。私はスナップ写真の中から適当なものを二枚選ぶと、撮影者の諒解を取ってポケットにしまった。

有时候为了了解一个人,比起嘴巴里出来的话口袋里的东西更值得信用。沉默着不能言语的死者那里可以调查到的就调查个尽,让他恢复了原状。闻枪口的味道时,有一股硝烟的味道进入了我鼻子。虽然想查看一下弹匣,但是没有碰抢。那个房间的绒毯和走廊里都找到了红黑色的印记。又花了几分钟,至少了确认这公寓里没有第二具尸体了。我暂且让在电梯前冷静不下来吸着烟的佐伯名绪子进了佐伯直树的房间。马上让她找来佐伯直树的照片。从桌子的一个抽屉中,翻出来她三个月前在久我山的家里的院子里拍的快照差不多十张。虽是中等身材不胖不瘦,手腕和肩膀处则是能让我想起在隔壁房间看到冰球用具一般粗壮。有特点的稍长的头发下面,面对照相机温柔的注视着妻子的眼神。怎么看佐伯直树都是一个和隔壁房间的尸体一点都不像的青年。我在快照中找到两张合适的,在取得拍照人的同意后放入了口袋。

「八王子警察署の刑事で伊原勇吉《いはらゆうきち》という男を知っていますか」と、私は彼女に訊いた。

「いいえ……存じませんけど」

 隣室に転がっている死体の外見の特徴を詳しく話してみたが、彼女の答えは同じだった。

「では、八王子の警察と聞いて何か思い当たるようなことはありませんか」

「いいえ……水曜日の夜、佐伯はその警察署へ出かけたのでしょうか」

「それはまだ分からない」と、私は答えた。「ところで、あなたが昨日ここへ来たのは何時頃でしたか」

你知道一个八王子警察署一个叫伊原勇吉的男刑警吗?我问她。

不,我不知道……

详细地跟她说了说在隔壁倒下的尸体的外部特征,但是她的回答是一样的。

那么,你听到八王子的警察有想到什么东西吗?

……周四的晚上,佐伯去了那个警察署吗?

那我还不清楚,我回答。话说回来,你昨天到这儿是几点的事?

「朝の八時頃だったと思いますわ。彼は夜型《ヽヽ》の人間ですから、もし帰っているとすれば、朝早い時間のほうがつかまえやすいのです」

「ここを出たのは?」

「九時には出ています。遅くとも十時までに渋谷の出版社に着いていなければなりませんでしたから」

 これ以上彼女を質問攻めにしても、大した収穫は得られないだろう。彼女にも状況を説明すべきときだった。

「驚くなと言っても無理でしょうが、心を落ち着けてよく聞いて下さい。隣りの部屋に、その伊原という刑事の死体が転がっているのです」

「何ですって? 死体が……! でも、それは佐伯ではないのですね? 主人は大丈夫なんですね?」

我想应该是早上八点左右。因为他是夜猫子,要逮他回家的时候,早一点会好些。

出了这门的时间是?

九点就出去了。因为最晚十点必须要到涉谷的出版社。

再问,在她嘴里也套不出什么有用的信息了。应当跟她说说现在的状况。

叫你不要惊吓也没用,你冷静的听我说。隔壁的房间里,那个伊原刑事的尸体倒在那儿。

什么?尸体…!但是,那应该不是佐伯吧?我丈夫应该没事吧?

「ええ、おそらく——」と、私は曖昧《あいまい》に答えた。隣室の暴力的な痕跡や数ヵ所で見つけた血痕のことを考えると、楽観的な返事はしかねる状況だった。しかし、彼女にはできるだけ平静でいてもらいたかった。彼女は予想以上に平静だった。一つには夫の死に直面したわけではなかったし、一つには夫の住居に刑事の死体があるということの意味がまだ解っていなかった。

 私はデスクの上の電話を引き寄せた。「父上はどこでつかまえられますか」

「田園調布だと思いますわ。午後は〈酉洋美術館〉の館長がおみえになると言っておりましたから」

嗯,大概---。我不确定的回答。考虑到隔壁的暴力痕迹和数处地方找到的血迹,这状况不好做乐观回复。但是,想让她尽可能的保持冷静。她比我预想的还要冷静。一个是因为没有直接面对丈夫的死,一个是还不明白丈夫的住所里有一个刑事的尸体所意味着的事。

我拿过来桌上的电话。在哪里能找到你父亲。

田园调布吧。因为说下午西洋美术馆的馆长要来。

「電話番号を」と、私は受話器を取って言った。彼女の言う通りにダイヤルをまわした。すぐに女の声が出た。

「更科氏を至急お願いしたい」

「どなたさまでしょうか」たぶん、例の和服の女性だろう。

「さきほどお邪魔した、探偵の沢崎です」

「大変恐れ入りますが、ただいま旦那様は来客中ですので、お差し支えなければ——」

「差し支えるね。来客は分かっている。西洋美術館の館長。客なんか糞喰らえだ。大事な一人娘が殺人事件に捲き込まれる恐れがあると伝えてもらいたい。くれぐれも言っておくが、あの馬面の弁護士を電話に出したら直ちに電話を切る。あの男の結構《ヽヽ》はもう結構だ。必ず更科氏本人が電話に出るように。以上だ」

‘电话号码是?,我拿了话筒说。按她说的转动了电话盘。马上就听到了一个女声。

有急事找更科氏。

您是?大概,是上回那个和服女性。

刚才上门打扰过的沢崎侦探。

十分抱歉,现在老爷有客人,可以的话……

不可以。知道有客人来。西洋美术馆的馆长。让客人吃屎去吧。你跟他说他宝贝的独生女可能被卷进杀人案里了。以防万一我说一句,要是那个长脸的律师来接电话的话我马上就挂了。我已经受不了那个男人。一定要更科氏本人接电话!就这些了。

 大事な一人娘は、私の電話を聞いて苦笑していた。彼女は私が懸念しているほど脆弱《ぜいじゃく》な神経の持ち主ではないらしい。私は受話器を耳に当てたままで、佐伯のデスクの上を調べた。更科氏の話にあった卓上カレンダーは、電話のそばですぐに見つかった。十一月二十一日、木曜日のページが出ていた。私を更科邸に引っぱり出すことになった佐伯のメモがそこにあった。

宝贝独生女,听了我的电话苦笑了一下。她好像不是我担心的那种神经脆弱的主。我就那样把话筒贴着耳朵,查看佐伯的桌上。更科氏说过的桌上的日历,在电话边上马上就找到了。翻到了十一月二十一日,周四那一页。害我被请到更科宅的佐伯的笔记就在那里。

   一時 ニシゴリ TEL

   六時 新宿 西口広場 交番前

   夜 八時 デンエンチョウフ

   サワザキ

   ワタナベ探偵事ム所 3688156

一点 jinzhi 电话

六点 新宿 西口广场  警察局前

晚上 八点 田园调布

沢崎

渡边侦探事务所  368-8156

 六時の新宿のメモはきちんとした字だったが、それ以外は走り書きで読みにくかった。佐伯が一時に電話をしたと思われるニシゴリという人物が、私の知っている錦織なら、ここに私の名前や事務所の電話番号がメモされた経緯も推測がつく。少なくとも、職業別電話帳をひろげて偶然に私の事務所を選んだと考えるよりは筋が通っている。卓上カレンダーのページを繰っていると、電話口に更科修蔵が出た。

「沢崎さんですか。名緒子のことでおっしゃったことは、まさか本当ではないでしょうね?」

 私は本当だと答えて、手短かに事情を話した。更科氏が直ちにそちらへ向かうと言うのを、私は押し止めた。「いや、はっきり申し上げますが、あなたでは役に立たない。警察に小突きまわされる人間がもう一人増えるだけです。それより腕のいい弁護士を手配できますか。韮坂弁護士ではなく、刑事専門の弁護士です」

六点新宿的备忘也是端正的字,那以外就是草书看不懂。只要是佐伯一点打电话找的jinzhi这个人物,是我所推测的锦织,我的名字和事务所被记在这里的原因也就明白了。至少,比起翻开职业类别首册偶然选择了我的事务所这个解释要合理。正要翻桌上的日历的时候,电话里更科修藏出现了。

沢崎先生吗?你说的名绪子的事,不会是真的吧?

我回答说是,简短的说了一下情况。更科氏就说马上就过来,我阻止了。不,我明说吧,你帮不上忙。只会增加一个被警察盘问的人。你能派一个有手腕的律师过来吗?不要韭塚,要专门负责刑事的律师。

「分かりました。心当たりのある弁護士がいますので、そのまま待っていて下さい」電話を切り換える音がした。三分間持たされ、再び更科氏の声が戻ってきた。「仰木《おおぎ》という弁護士が遅くとも三十分以内にそちらへ着きます。新宿の事務所からなのでもう少し早く着けるかも知れません。それでよろしいですか」

「どうも面倒をかけました」

「ほかに何か私にできることがありますか」

「いや。ご自分の仕事に戻って下さい。お嬢さんは大変しっかりしていらっしゃる。時間が惜しいので、これで切ります。以後はその弁護士の指示に従って下さい」

「娘を電話口に——」と言う更科氏の声を無視して、私は受話器を置いた。私の請求する探偵料には、依顧人の父親に命令される料金は含まれていない。依頼人の父親を慰める料金も含まれていない。

明白,有想到一个律师,你等着。听到切电话的声音。等了三分钟,更科氏的声音又回来了。一个叫仰木的律师最晚三十分钟会到达。因为是从新宿的事务所出发的可能会更快。这样可以吗?

麻烦你了。

其他还有什么我可以办到的吗?

不用了,回去做您的工作去吧。您女儿很可靠。时间紧急,先挂了。之后就听那个律师的指示好了。

无视了给我女儿听电话的更科氏的说话声,我放下话筒。我所要求的侦探费用里可不包括被委托人的父亲命令这一项的钱。也不包括安慰委托人的父亲的费用。

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最后编辑于:2014-10-30 17:54
分类: 日语

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