2014.10.30【日译中】小说试译·第八

咯口 (61儿童节) 译心译意
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发表于:2014-10-30 16:51 [只看楼主] [划词开启]

     8

 

 

 私は弁護士が到着するまでの三十分間に、佐伯名緒子に手伝ってもらって、彼女の夫の仕事部屋をできるだけ丹念に調べた。佐伯が最近——とくに、久我山から足が遠のいたという九月以降に——どんなことに関係していたのかを知りたかった。デスクの上、引き出しの中、ファイルキャビネットなどに、原稿や資料の類《たぐ》いがかなりの量あった。しかし、佐伯の行動を左右していたものを特定するには、どれもいま一つという印象を受けた。卓上カレンダーも九月までさかのぼって眼を通したが、人名、地名、企業名に電話番号や約束の時間が羅列されているばかりで、これといった目星はつかなかった。

 私は名緒子を残して再び隣室へおもむいた。ベッドの脇の洋服ダンスを開けて佐伯の衣類を探ってみたが、何の収穫もなかった。テレビやステレオを納めたラックを調べてみたが、やはり空《むな》しい結果に終わった。レコードプレイヤーの上に、ソフト帽にコートの後ろ姿の男のレコードが一枚のっていた。〈|ASK ME NOW《さあ、私に訊いてくれ》〉というタイトルだった。

我在律师到达前的三十分钟内,让佐伯名绪子帮忙,尽可能仔细的调查了一番她丈夫的工作室。想要知道佐伯最近特别是,不怎么去久我山的九月之后和什么扯上了关系。桌上,抽屉里,文件箱里,有大量的原稿和资料一类的东西。但是,感觉哪个都离左右佐伯行动的特定的东西的感觉还差一点。台历也回看到了九月、人名,地名,企业名和电话号码和约定的时间,只罗列了这些,找不到什么关键的记号。

我留下名绪子又进了隔壁房间。找了一下床边上的衣柜里的衣服,什么收获也没有。调查了收电视机和音响的柜子,还是无果。唱片机上有一个戴软帽加一外套的男子的背影的唱片一枚。现在我问自己。“来吧问我”这个名字。

「一体、この部屋で何が起こったんだ?」と、私は訊いた。レコードの後ろ姿の男も転がっている死体も、何も答えなかった。レコードの下から何かが|はみ《ヽヽ》出しているのが見えた。分厚い岩波文庫の『悪の華』だった。それにしても、レコードの傾き具合がおかしかった。レコードを持ち上げると、下になっていた円筒形の小さいものが転がり落ち、床に落ちる前に受け止めた。撮影済みのフィルムの入ったケースだった。

我问,到底这个房间里发生了什么。唱片的背影男和倒在地上的尸体,哪个都没回答我。厚本的岩波文库的恶之花。话说回来,唱片的倾斜情况也很奇怪。拿起唱片,下面就有一个圆筒形的小东西滚落,掉到地板上前我给他接住了。是一个放了摄影完毕的胶卷盒。

 仕事部屋に戻り、佐伯名緒子にフィルムを現像に出す許可を取っていると、入口のブザーが低く短く一度鳴った。

 私はフィルムをポケットに入れて、マンションの入口へ急いだ。殺人者が舞い戻った可能性もあるし、新聞や保険や新興宗教の勧誘員と鉢合《はちあ》わせしたくもなかったので、念のためにのぞき穴から確認した。魚眼レンズのせいで馬面に見えない韮塚弁護士の顔がそこにあった。私はドアを開けた。

 私の戸惑った顔を見て、相手が先手を打った。「おれは弟じゃないよ。双子の兄貴の仰木弁護士だ。よろしく。じゃ、通してもらうよ」

 彼は古ぼけた書類|鞄《かばん》を胸に抱き、雨に濡れた湿っぽい臭いをさせて、私の脇をすり抜けて行った。てっぺんが薄くなったゴマ塩の頭髪、度の強い黒縁の眼鏡、型くずれのしたグレーの背広、実用一点張りの模造皮の短靴——中身以外はわざと意図したように弟の韮塚と違っていた。私は仰木弁護士のあとを追って、佐伯の仕事部屋に戻った。

回到工作室,向佐伯名绪子取得放映胶卷的许可后,入口的电铃短短地轻轻响了一下。

我把胶卷放入口袋,火速到了公寓门口。既有可能是杀人者折回来了,我也不想和推销报纸保险新兴宗教的人打照面,所以以防万一我从猫眼那里确认了一下。因为鱼眼镜头的缘故而看不出来马面的韭塚律师的脸就摆在那里。我打开了门。

看到我迷惑的脸,对方先开了口。我不是我弟。双胞胎哥哥仰木律师。请多关照。然后,让我过一下。

他怀里抱一个旧公文包,发出一股被雨淋湿的湿气,从我旁边挤了过去。头顶稀薄且夹杂了白发,高度黑框眼睛,走形了的灰色西装,强调实用的仿制皮的短靴- -除了身体以外全都是有意的与弟弟有所差别。我追上仰木律师,回到了佐伯的工作间。

「やァ、名緒子さん」と、彼は大きな声で言った。「何年ぶりかな? 大きくなって、ずいぶんときれいになった。おれが田園調布に出入りしたのは、二代目の神谷会長が|ごたごた《ヽヽヽヽ》を起こしていた時分で、きみはまだ女学生だったかな。刑事弁護士なんて疫病神《やくびょうがみ》みたいなもので、きみはおれなんかには一生縁のない幸福な世界に住んでいるものだとばかり思っていたのに、残念だな」

「すみません。こんなところへ来ていただいて」

「なに、構わない。名緒子さんのためなら。それに仕事だからね。報酬はご両親からたっぷりいただくさ。仕事といえば、一体どうなっているんだ?」彼は私を振り返った。「沢崎さん、だったな?」

 私は状況を説明した。相手はその道のプロなので話は早かった。仰木と私は隣りの部屋に移動した。彼は死体を見たが、手を触《ふ》れるような真似はしなかった。

呀,名绪子小姐,他大声的说道。几年没见了啊?长大了,变得这么漂亮了。我还出入田园调布的时候,是第二任神谷会长起纠纷的时候,你那是好像还是个女学生吧。刑事律师啥的都和瘟神一样,我都觉得你就是活在和我这样的人一生不无缘的世界里的人,可惜了。

对不起,让您来了这种地方。

什么?没事!只要是为了名绪子小姐,我哪里都可以去!而且这也是我的工作。从你父母那儿可以拿到很多的佣金!说是工作,到底是怎么了?他回头看向我,问:“你是,沢崎吧”

我说明了一下状况。对方是这方面的专业人士所以很快就完了。我和仰木一起移动到隔壁的房间。他虽看到了尸体,但是没做触碰尸体的动作。

「よりによって刑事とはまずいな」と、彼は法廷の壁の|しみ《ヽヽ》でも見ているような眼つきで言った。

「警察手帳にあった名刺によれば、八王子署の捜査課の刑事らしい」

「そんな田舎じゃ、おれの顔も利《き》きゃしない。警官でさえなければ手の打ちようもあるが……くそッ」

「弟の噂話なんかで、佐伯氏の最近の行動について何か聞いていないか。思い当たるようなことはないのか」

「いや。くだらん中傷ならしょっちゅう聞かされるが、この際役に立ちそうなことは何も知らんね」

偏偏是个刑警,这下麻烦了。他以像是看到了法庭的墙壁一样的眼神说。

看警察手册上的名片,似乎是八王子署的搜查科的刑警。

那种乡下地方,我的脸排不上用场啊。要不是警察我还能露几手靠!

在舍弟的闲话里有没有听到什么关于佐伯最近的行动的?有没有什么可以当线索用的?

没。无聊的中伤倒是说了许多回,但他一点不知道什么可以在现在这种情况下起作用。

「立場上、更科神谷両家のトラブルは未然に防ぐべく注意していたはずだ。佐伯氏に眼を光らせてはいなかったのか」

 仰木は首を横に振った。薄暗い部屋の中で、私たちはお互いに見えない眼の色を探り合った。

「あんたは弟とはあんまり似ていないな」と、私は言った。

「生まれてこの方その逆の感想しか聞いたことがないが、どういう意味だ? 褒《ほ》めているのか。そうじゃないな」

 私たちは佐伯の仕事部屋に戻った。仰木弁護士は名緒子と私を見較べるようにして言った。

「で、これからどうするつもりかね」

立场上,应该有注意将更科·神谷两家的问题防范与未然的才对。难道没有盯着佐伯吗?

仰木摇了摇头。在湖南的房间内,我们互相探寻对方的颜色,虽然看不见。

你和你弟弟不像啊。我说。

从生下来就只听过和你说的相反的感想,什么意思?在夸我吗?还是不是?

我们回到了佐伯的工作间。仰木律师像是在比较我和名绪子一样说。

然后,接下来打算怎么做?

「一一〇番するだけだ」と、私は言った。「だが、その前に一つだけ確かめておきたいことがある。あんたの依頼人は誰ということになる?」

「それは、まァ、更科神谷両家のために最善を尽くすのがおれの役目だから——」

「あんたに来てもらったのは、そんな間抜けな返事を聞くためじゃない。更科家と神谷家の利害が対立することになったらどうする?」

「そんなことはありえない。しかし、万一そうなるようなことがあれば、更科家の弁護士ということだな」

自由打110.我说。但是在那之前,还有一件想要确认的事情。你的委托人将会是谁?

这个,嗯,因为为更科·神谷两家竭尽全力是我的任务,所以

叫你来不是为了要听你胡扯海吹。要是站到更科和神谷家利益的对立面了怎么办。

那是不可能的。但是,要是有个万一,我就是更科家的律师。

「父親と彼女が対立したら?」と、私は重ねて訊いた。

「分かったよ」と、仰木は観念して言った。「名緒子さんが、おれの依頼人だ。それでいいか」

 私は首を横に振った。「証拠が要《い》るね」

「あんたもしつこい男だな」と、仰木は言った。しかし、怒った様子はなかった。「仕方がない。名緒子さん、いくらでもいいからお金を出しなさい。その受け取りを書けば、おれはきみに拘束されることになる」彼は書類鞄から領収書の綴《つづ》りを取り出して書きはじめた。

「こんなことが必要なんですの?」と、名緒子はハンドバッグから財布を出しながら、私に訊いた。

要是父亲和她对立了呢?我重又问另外一次。

明白了,仰木下决心说。名绪子小姐是我的委托人。这样就行了吧!

我摇头。需要证据。

你也是个烦人的男人。仰木说。但是,看样子并没有生气。没办法,名绪子小姐,随便多少,你付点钱给我。写了收据的话,我就被你约束了。他从公文包里拿出一打收据开始写了起来。

有必要这样子吗?名绪子一边从手包里拿钱包一边问我。

 私が答える前に仰木が言った。「いいんだ、名緒子さん。さァ、千円でも二千円でもいいから渡しなさい。おれが彼の立場だったら同じことをしたさ。もっとも、この受け取りを渡しても抜け道がないわけじゃないが、弁護士としてはえらく評判を落とすことになる」

 二人は領収書とお金を交換した。私が電話に手を伸ばすのを見て、仰木が言った。「ちょっと待った。あんたばかりに点数を稼がれちゃ、おれが出て来た甲斐がない。この場合の最善の処置をさっきから考えているんだが……実は、あんたにはいますぐにここから出て行ってもらったほうがいいと思うんだがね」

「ほう……?」私は電話から手を引いた。

 名緒子が仰木の真意をはかりかねて言った。「だって、沢崎さんはわたしがお顔いしてここまで来ていただいたんですのよ。どうして、そんなことをおっしゃるの?」

我回答前仰木说了。行的名绪子小姐。好,一千还是两千你给我吧。我要站在他的立场上也会做同样的事。不过,给你收据也不意味着我就没有退路了,但是作为律师的评价会受影响。

二人交换了收据和钱。看到我伸手向电话,仰木说。等等。光让你得好评,我出现的价值在那里?这种情况最好的处置我从刚才就一直在想……实际上,我觉得你还是马上离开这里比较好。

哦,我把手缩回来。

名绪子不明白仰木的真意,说,但是,沢崎先生是看我的面子才到的这里的。为什么要说这样的话?

「理由はいくつかある」と、仰木は答えた。「その第一は、探偵を雇って佐伯君を捜そうとした以上、彼にはその探偵の仕事に専念してもらうべきだね。ここへ警察が踏み込んで来たら、この探偵さんはまず二、三日は動きが取れなくなるよ。おれは弁護士として、名緒子さんだけなら遅くとも今夜の八時には警察から解放して自宅へ帰れるようにする自信がある。しかし、こちらの探偵さんは何とも保証できないね。警察にあんまり覚えのめでたくない経歴があったりすると、今夜は向こうで泊まりということもありうる。探偵さん、おれの依頼人は彼女で、あんたはおれの依頼人じゃないからね。無理をする義理はない」彼は含み笑いをもらした。

「それに、今のところ佐伯君を捜し出すための手掛りは、あんたの事務所に佐伯君のことを訊きに来たという男だけだろう? その男と接触する機会を逃さないためにも、あんたには警察なんかで|まごまご《ヽヽヽヽ》していてほしくないんだよ」

理由有几个。仰木回答。第一,既然雇了侦探来找佐伯,就该让他专心他侦探的工作吧。要是警察踏进了这扇门,这个侦探先生就要有两天被绑住手脚。而我作为律师,如果只是名绪子小姐,我就有信心最晚在今晚八点前就把您从警察手机解放出来,让您回到自己家。但是,这位侦探先生就不能保证什么了。要是他还和警察有过什么不太友好的经历,今晚也有可能就在那儿住下了。侦探先生,我的委托人是她,你不是我的委托人,所以。没有义务勉强为之。他露出一个微笑。

而且,现在为了找出佐伯的线索,只有一个去你事务所问过佐伯君的事的男人吧。就算是为了不错失与那个男人接触的机会,也不想让你因为警察磨叽耽误时间。

 仰木の提案には一理あった。それに、この|食えない《ヽヽヽヽ》弁護士がついていれば、名緒子が警察で面倒な事態になることもあるまい。警察で私にできることは、担当官の心証を悪くすることぐらいだった。

「それは第二の理由さ」と、私は言った。「第一は、更科家の周辺にスキャンダルの気配があるので、顧問弁護士としては、探偵などという怪しげなものまで登場させたくないという、涙ぐましい配慮だろう」

「それは理由の第三だ」と、仰木が言った。「第二は、この魅力的なご婦人をエスコートして、警官どもから彼女を守るという願ってもない役目を、あんたなんかと分け合いたくないからさ。それに、万一警察で問題が生じた場合、彼女と二人だけなら弁護士の権利を行使して口裏を合わせることもできるが、あんたまではとても手がまわらん」

仰木的提案有一定道理。再说,有这位狡猾的律师跟着,名绪子也就不会在警察那边遇到麻烦了。在警察局我可以做的,就是负责的尽管对我的印象变坏而已。

那是第二个理由,我说。第一是,因为更科家周围似乎有监视,因此不想让侦探等可疑人物登场吧,对一个顾问律师而言还真人令人感激涕零的关怀。

那是第三个理由,仰木说。第二是作为这个魅力万千的夫人的护花使者,从警官手里保护她这求之不得的任务,可不想和你这种人平分。而且,万一在警察署出了什么问题,和她两个人的话还能行事律师的权利对口供、但要是你在就难办了。

 私は名緒子に言った。「私がいなかったことにするのは、話の辻褄《つじつま》を合わせるのに大変だと思うが、大丈夫ですか」

「ええ、何とかやってみますわ。ですから、あなたは主人を捜すことに専念して下さい。お願いします」

「いいでしょう。しかし、一つだけ問題がある」私は佐伯の卓上カレンダーを指差して、仰太に言った。「このメモをそのままにしておいては、いずれ警察は私を拘束することになる」

 仰木はしばらく考えていたが、私の名前や事務所の電話番号が書かれている木曜日のページを破り取った。「こんなものは、初めからなかったことにするさ」

 私は彼がそのメモを丸める前に、彼の腕を掴んだ。「それは、私が預かろう」

 彼はにやりと笑って、その紙きれを私に渡した。「どうぞ、ご自由に」

 私は仰木弁護士と名緒子の連絡先を訊き、手帳に控えた。二人に名刺を渡した。事務所の電話番号の下に、留守の場合の電話応答サービスの番号が印刷してあるからだ。

我对名绪子说。要我不在的话,事情的前后就不好对证了,没关系吗?

诶,我试试。所以,请您专心于找我丈夫的事。拜托了。

好。但是,只有一个问题。我指着佐伯桌上的台历,向仰木说。要是就这么把这个便签留着,早晚警察要把我抓起来拘留。

仰木考虑了一下子,就把写着我名字和电话号码的周三那页撕了下来。这种东西,就当它一开始就没有。

我在他把那个备忘录揉成团之前抓住了他的手。那个,交给我保管吧。

他呵呵地笑了,把那纸片递给了我。给,随您意。

我问了仰木律师和名绪子的联系方式,记在了笔记本上。给了两人名片。因为事务所的电话号码下面,有印刷我不在的时候的电话留言服务的号码。

 私は、彼女が出口まで送ろうとするのを断わった。「あとで電話します。明朝、探偵料の振り込みを忘れないように」

 彼女はそうしますと言った。私は部屋を出たところで、仰木弁護士に訊いた。「弟とはどうして名前が違うんだ?」

「韮塚というのはお袋の姓でね。おれの親父は養子なんだが、五度司法試験を受けて一度もパスしなかった。それで、まァ、おれが親父の旧姓を名乗って、仰木弁護士を誕生させたって次第さ」

「本人の口から聞かされるとゾッとしないものは多いが、親孝行の話はその最たるものだな」

 私は仰木の笑い声を背後にして出口へ向かった。一階までの下りのエレベーターは閉所恐怖症の人間なら|さしずめ《ヽヽヽヽ》拷問なみの不気味な騒音を立てた。エレベーターを出たとき、バイクに乗った郵便配達がマンションの表を走り去るのが見えた。私は足を止めて、玄関のロビーを見渡した。入口近くの左側の壁に、郵使用のロッカーが並んでいるのを見つけた。三〇三号のロッカーは幸いにも鍵がかかっていなかった。開けてみると、新規開店した〈ナルシス〉という男子専用の美容室のチラシと一緒に、佐伯直樹宛ての手紙が一通入っていた。私は手紙をポケットに入れて、マンションを出た。

我,拒绝了她送我到出口的举动。慢点打你电话。明天早上,不要忘了给我打侦探的费用。

她说会的。我出房间的时候,问仰木律师。

为什么你和弟弟的名字不一样?

韭塚是老妈的姓、我父亲是个养子,司法考试考了五次,一次都没有过。因此,我就冠了我父亲的旧姓,新的仰木律师就诞生了。

听本人说时基本都觉得不怎么样,但是说孝顺这是最符合的。

我把仰木律师的笑声中转身走向门口。一直下到一楼的电梯发出总之能让密闭恐惧症患者像是接受拷问一般的毛骨悚然的噪音。下电梯的时候,看到一个快递员从正门跑着离开了。我停住脚步,环视玄关的大。入口附近左边的墙壁上,排列着许多邮箱。303号的箱子幸运地并没有上锁。打开一看,同新开张的男士专用的美容院Narcisse的传单一起,有一封寄给佐伯直树的信。我把信放入口袋,出了公寓。

 駐車場でブルーバードに乗り込むと、そばにいたときは意識しなかった佐伯名緒子のほのかな香水の匂いがした。さすがに女の武器と言われるだけあって、不思議な作用をするものだ。青梅街道に出て、小止みになった雨の中を新宿へ向かって走り出したとき、遠くかすかにパトカーのサイレンが聞こえたような気がした。サイレンは私の頭の中で鳴っていたのかも知れない。

在停车场坐上青鸟,就闻到一股淡淡的香水味道,那是佐伯名绪子在时我不曾意识到的。不愧是堪称女人的武器的东西,有一种不可思议的作用。出了青梅街道,暂时止住了的雨中向新宿驰去时,听到远方似有巡逻车的警笛声。警笛也许是在我脑内响也说不定。

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最后编辑于:2014-10-30 17:54
分类: 日语
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