2014.11.28【日译中】さよなら妖精20

夏侯燕 (ツバメ) 译犹未尽
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发表于:2014-11-28 16:49 [只看楼主] [划词开启]

第一章 仮面と道標

第一章   假面和路标


   マーヤはそう前置きする。

玛雅这样说着引出下文。


「ユーゴスラヴィヤはお金がある国でもないです。だから、ユーゴスラヴィヤはお金のある国や資源のある国のことを勉強します。わたしのお父さんの仕事はそれです。わたしはもっと子供の頃から、それに従っていろいろな国に行きました。

“南斯拉夫并不是富裕的国家。所以,南斯拉夫向富裕的国家和资源丰富的国家学习。家父就是从事这方面的工作。从我孩提时代起,就跟随着父亲去过很多国家。


 それで、お父さんは日本にも友達がいます。いまお父さんが日本に来たとき、わたしはそのひとに宿を借りることになりました。二ヶ月の予定です。けれど、この街に来たら、そのひとは死んでいることがわかりました。途方に暮れているのはそのことです」

因此,家父在日本也有朋友。在家父访日之际,我就借住在那位朋友家。预定留日两个月。然而,来到这里才知道那位友人已经过世了。日暮穷途就是指的这件事。“


「お父さんはどうしたんですか」
「首都ではありません。んー、一番大きな州都です」
 首都を除いて、日本で一番大きな都市は、
「……大阪?」
「Da! そこです」

「じゃあ大阪に行けば」

“那令尊身处何方”

“不在首都。呃,是最大的省会”

除了首都,日本最大的城市是,

“......大阪吗”

“对!就是那里”

“那么去大阪就可以了嘛”


 当然の結論で、迷うことなどないと思えた。しかしマーヤはきっぱりと、
「いいえ。お父さんが仕事の間、わたしはその国で勉強して、生活する。これがわたしとお父さんの約束です。どの面下げても帰れません。わたしが大阪に行くときは、ユーゴスラヴィヤに帰るときです」

「……なるほど」

这是理所应当的结论,觉得没有什么可犹豫的。但是玛雅却断然地说,

“不可以。父亲在他国工作期间,我要在那个国家学习生活。这是我和父亲的约定。如今我又怎能厚着脸皮回去。我去大阪之时,就是我回南斯拉夫之际”

“......原来如此”


 やっぱりところどころ日本語がおかしいが、事情はわかった。それに、マーヤはたぶん頑固なのだろう、ということもわかった。異邦の地であてもなく雨に打たれるぐらいなら、矜持《きょうじ》を曲げて父親にすがればいいものを。その精神は見上げたものだが……。

虽然还是有部分怪异的日语,但是事情的原委听明白了。而且,也了解到这做法或许是玛雅的固执这件事。虽说在异国他乡但饱受风吹雨打的话,放下自尊依靠父亲就行了。这种精神虽令人钦佩......


 つまるところマーヤの問題は、宿を確保したいということだろう。
「この街でマーヤさんを世話する予定だったのは、なんというひとですか」
「イチヤタイゾウというひとです」

「その家族に世話を頼めませんか」

总之玛雅的问题就是确保住宿这件事。

“在这里预定照顾玛雅的人叫什么”

“一位叫做一矢田伊三的人”

“能拜托那人的家人照顾你吗”


 あえて遺族という言葉は使わない。わざわざ惑わす単語を使うこともあるまい。
 マーヤはまたしてもかぶりを振った。

「イチヤタイゾウには家族がありませんでした」

避免用遗属这个词。但也没有故意使用让人疑惑的词汇。

玛雅再次摇了摇头。

“一矢田伊三没有家人”


 それはどうしようもない。
 コーヒーに手を伸ばしながら、太刀洗に囁く。
「民宿でも紹介するか?」
「安いところを知ってるの? 話を聞く限りだと、あんまりお金は持っていそうにないけれど」

「畢竟《ひっきょう》、金か」

那就无计可施了。

太刀洗边伸手拿咖啡杯边喃喃低语道。

“给你介绍家庭旅店怎么样

“知道便宜的旅店吗?只是听了这提议,但我并没有带多少钱”

“结果,还是钱的问题”


 おれの言葉に頷くと、単刀直人に太刀洗が訊いた。
「マーヤさん。一日あたりの宿賃の上限はいくらぐらいで考えてますか」

「すみません。宿賃? 上限?」

听了我的话玛雅点了点头,然后太刀洗直截了当地问道。

“玛雅小姐。一天的住宿费最高多少你能承受”

“抱歉。住宿费?最高限额?”


 気を遺え。横から言い直す。
「泊まる場所にお金を払うとしたら、一日いくらぐらいまで払えますか」
 マーヤは二、三度頷いて、しばらく考えてから、少し眼を伏せた。

「足りないと思うのですが、千円くらいです」

考虑到理解问题,就又换个说法。

“如果给住的地方付费,一天能付多少”

玛雅点了两三下头,考虑片刻后,微微闭上双眼。

“我想不足以付费,但一天也就千圆左右”


 おれたちは顔を見合わせる。いくらなんでも千円では無理だ。素泊まり四千円でも、鉦《かね》と太鼓で探さないと出てこないだろう。おれたちの様子を察したのか、マーヤの表情も曇る。

「駄目ですか」

我和太刀洗面面相觑。不管怎么说千圆也太勉强了。只住不吃四千圆的店打着灯笼也难找吧。是觉察到我们的神情了么,玛雅的表情也暗沉了下来。

“不行吗”


 アルバイトをしながらならなんとか、と一瞬思ったが、いくらおれが世間知らずの高校生でも、就労ビザを持たない外国人は日本で働けないことぐらいは知っている。ついでに、それにも関わらず働くひと、働かせるひとがいることも聞いているが、そんなコネクションが高校生たるおれにあるはずもなく。大体マーヤの話が確かならマーヤの父親は政府関係者。不法就労はいかにもまずい。

虽然一瞬间有想到边打工边住宿的话可以勉强生活,但就算我们是不懂世故的高中生,也还是知道在日本没有工作签证的外国人是无法劳动的。顺带一提,有那种不管有无工作签证都在劳动的人,也听说有雇用这种无签的人,但作为高中生的我不可能有那种人脉关系。若玛雅的话是真实的,那么玛雅的父亲就是政府工作人员。非法劳作就太糟糕了。


最后编辑于:2014-11-29 18:05
分类: 日语
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