2014.12.03【日译中】水車館の殺人-プロローグ -006

ziyansh2 (紫焱(シエン)) 译犹未尽
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发表于:2014-12-03 14:18 [只看楼主] [划词开启]

水車館の殺人           綾辻行人

プロローグ   (一九八五年       九月二十九日       午前五時五十分)


006

少女は怯えきった面持ちでかすかに頷くと、ふらふらと階段の昇り口付近まで退いた。後方に離れて立っていた二人――黒縁の眼鏡をかけた小男と仏頂面をした大柄な男――が少女の前に移動して、彼女の視線を遮る”壁”となった。

少女惨白着脸微微点了下头,摇摇晃晃地朝楼梯口附近退去。后面站得稍远的两人(戴着黑框眼镜的小个子男人,和板着脸的大个子)向着少女面前挪了挪,遮挡了她的视线。

 

その様子を見届けてから、色白の男はつっと前へ歩み出た。尻餅をついた赤ら顔の男の横に立ち、床を見下ろす。

确认少女已经看不见以后,皮肤白皙的男人忽地走上前来。他站到瘫坐在地的红脸男人身旁,向地面看去。

 

「三田村君。それは?」

と、車椅子の男が問うた。

“三田村,那是?”

坐在轮椅上的男人问。

 

「ごらんのとおりですよ、ご主人」

色白の男は、金属的な艶のある落ち着いた声で答えた。

「人間の指、ですね。中指、あるいは薬指か」

如您所见,主人。”

皮肤白皙的男人用略带金属质感的声音,平淡地回答道

“应该是人的手指吧,中指,或者无名指么。”

 

みずから車椅子の車輪を動かして、「主人」がそちらへ進み出た。

“主人”推着轮椅移了过来。

 

芋虫の死骸にも似た土気色の物体。不自然に途切れたその根元には、凝固した血液がこびりついている。

那是像青虫尸体一样的土黄色物体。不自然的切口处还残留着凝固的血迹。

最后编辑于:2014-12-08 10:08

本帖来源社刊

分类: 日语
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