2015.01.29【日译中】薔薇色の人生38

夏侯燕 (ツバメ) 译犹未尽
46 8 1
发表于:2015-01-29 22:19 [只看楼主] [划词开启]

「これが好きって言ってたじゃん。けど食えないんじゃ、どーしようもねえなあ」

“不是说过喜欢这个么。可是却吃不了了,没办法了啊。”


太陽はだいぶ西に傾き、少し風が出てきた。ザーッと葉ずれの寂しい音がする。何を言っても独り言。骨は返事なんかしてくれない。

太阳已西落,也起了微风。草叶则随风沙沙地寂寞作响。说什么都是自言自语。遗骨是不会回答的。


「店、手伝ってやろうと思ってたのにさぁ」

“我原本想给店里帮忙的啊。”


何もかももう遅い。遅すぎた。百田はガクリと両膝をついてしゃがみ込んだ。涙がとめどなく溢れてくる。人のいない夕暮れの境内で、百田は子供みたいに大声をあげて泣いた。

一切都已经迟了。太迟了。百田突然双膝无力地坐在了地上。不住地泪流。在没有人的夕下寺院内,百田如孩子般放声痛哭。


日が落ちるまでに寺をあとにした。ヒリヒリして、多分腫れ上がっているであろう目許を隠すために帽子を深くかぶり、まっすぐ駅に向かう。そして東京までの切符を一枚買った。

日落后他离开了寺院。为了遮掩火辣辣的,多半已经肿起来的眼睛而把帽子深深戴下,径直走向车站。然后买了一张直达东京的车票。


兄の住所は知らない。聞いたこともない。だけど東京に住んでいるのは知っていたし、勤めている会社の名前は覚えている。

百田不知道哥哥的住址。也从没问过。可是他知道哥哥住在东京,也记得他工作的公司名。


すっかり暗くなった車窓の景色。街灯か家の灯りか、光が後ろへ後ろへと飛ぶように過ぎていく。

完全暗下来的车窗外的景色。街灯或是家里的灯光,飞驰般地掠向远方。


いくら嫌いでも、二人きりの兄弟だ。親の死ぐらい教えてくれてもよかったんじゃないだろうか。挙句の果てに、家まで勝手に売り払いやがった。弟が出所してきた時に帰る家がなくなるということに、あの堅物野郎は気づかなかったんだろうか。

不论再怎么讨厌,终究是只剩两人的亲兄弟。至少父母的死讯告知我总是可以的吧。结果,连房子都擅自地卖掉了。对于弟弟出狱后就无家可归这事,那个不通事理的混蛋没注意到吗?


奥歯をグッと噛み締めた。頭のいい兄が気づかないはずがない。弟が放り出されることも、何もかも承知の上でやったに違いない。腹の底から怒りが込み上げてくる。会ったら一発でも殴ってやらないことには、この怒りはおさまりそうもなかった。

百田狠狠咬了咬后牙。头脑聪明的哥哥不可能没注意到。弟弟被放出来的事,肯定所有的事都是在了解之下做的。怒火从心底往上涌。如果见面了不揍他一拳的话,这怒火似乎就无法平息。

本帖来源社刊

分类: 日语
全部回复 (8) 回复 反向排序

  • 1

    点赞

  • 收藏

  • 扫一扫分享朋友圈

    二维码

  • 分享

课程推荐

需要先加入社团哦

编辑标签

最多可添加10个标签,不同标签用英文逗号分开

保存

编辑官方标签

最多可添加10个官方标签,不同标签用英文逗号分开

保存
知道了

复制到我的社团