2015.01.31【日译中】翌日清晨的蝉——あくる朝の蝉(16)

gingerm (姜奇奇) 译心译意
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发表于:2015-01-31 21:14 [只看楼主] [划词开启]

孤児院の日課を暗誦しているうちに、ぼくはだんだん落ち着かなくなっていった。しみじみとして優しい田舎のさまざまな音に囲まれているのだからのんびりできそうなものなのに、かえっていらいらしてくるのだった。生れたときから檻の中で育ったライオンかなにかがいきなり外に放たれてかえってうろたえるように、ぼくも時間の檻の中から急に外へ連れ出され戸惑っていたのだ。

我回想着孤儿院一天的作息,心中却渐起波澜。仔细想想,身在怡人的乡下,被各种各样的声音环绕,明明可以悠然自得,然而自己却坐立不安起来。也许,与生来被关在笼子里的狮子突然被放出来之后的惊慌失措相似,突然从时间的禁锢中解脱出来的我也难免茫然自失。


立ってみたり坐ってみたり、表へ出たり裏へまわったりしながら、夕餉の出来あがるのを待った。

我时而站着,时而坐下,时而到外面来,时而进屋里去,就这样等着晚饭上桌(或做好)。


店の網戸を引く音がして、それと同時に蚊やりの匂いが家中に漂いだした。

店里传来了拉纱门的动静,与此同时,蚊香的香味在家里飘散开来。


「さあ、台所のお膳の前に坐って」

祖母がぼくらに声をかけながら店の方へ歩いて行った。叔父にも食事を知らせに行ったのだろう。店と台所はぼくの歩幅にしてたっぷり三十歩は離れている。しかも店と台所との間には、茶の間に仏間に座敷に納戸といくつも部屋があって台所から店の見通すことはできない。だから叔父は食事のときは一旦店を閉めなければならなかった。

“快,来坐到厨房的餐桌前。”祖母一边对我们说,一边向药店的方向走去。大概是去叫叔叔也过来吃饭吧。若是以我的步子丈量,店铺和厨房间相隔三十步有余。而且,店铺和厨房中间,隔着起居室、佛堂、客厅、储藏室等好几个房间,在厨房看不到药店。所以叔叔吃饭的时候,必须暂时关闭药店。


店を閉めるのに三分や四分はかかりそうだった。ぼくと弟は台所の囲炉裏の横の板の間に並べられた箱膳の前に坐って叔父のくるのを待っていた。蚊やりの匂いが強くなった。見ると囲炉裏に蚊やりがくべてある。

关闭店门估计要花三四分钟的时间。放饭菜的盒子摆放在坑炉的板子上,我们坐在盒子前等叔叔过来。蚊香的香味变得更加浓郁。一瞧炉子里正烧着蚊香。


  すぐに祖母が戻ってきた。

「叔父さんを待たなくてもいいよ」

祖母が茶碗に御飯をよそいだした。

「叔父さんは後でたべるっているから」

「どうかしたの?」

「ねえ。それにいまはあんまり食べたくないそうだよ」

  不一会儿奶奶就回来了。“不等叔叔也没关系啊,”祖母一边把饭盛到碗里一边说道:“他过一会儿再吃。”

“为什么呀?”

“嗯,好像是现在没什么胃口吧。”

 

最后编辑于:2015-01-31 22:11

本帖来源社刊

分类: 日语
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