【和风柔情】日本人骨子里的“湿气文化”

发表于:2015-02-03 22:19 [只看楼主] [划词开启]

导语:四季分明的气候使日本国土景致丽而多姿,水分充足的自然让日本人对自然的感受亲而细腻,连文化也带有湿气。和日语君一起看看日本原生的“湿气文化”吧。


本文翻译沪江日语原创内容,转载请注明出处。


風土とはその土地ごとの宿命的な性質を有している。日本人にとってはとりわけそうだ。

风土,具有宿命的意味,对于日本人来说尤其如此。


島国である日本は、気候の変化や季節の移ろいのほか、風・雨・霧・霞(かすみ)など天候が極めて複雑かつ多様なことから、美しく多彩な風景が形成されてきた。そして、このことが日本人の自然に対する繊細な感受性を生み出した。文化もまた湿気を帯びている。気候的に、日本の風土と非常に深い関係を有しているのが、日本独特の湿気である。

日本是个岛国,气候变化和季节推移,以及风雨雾霭,极为复杂多样,它使国土景致丽而多姿,使日本人对自然的感受亲而细腻,连文化也带有湿气。从气候来看,与日本风土具有很深关系的,是日本独特的湿气。


日本人は古来より、湿気を活用する一種の智慧を身に付け、湿気を生活に取り入れてきた。これが、世界でも例のない日本独特の「湿気文化」だ。

日本人自古以来,就磨炼出一种湿气智慧,把湿气引入生活,这在世界上也是没有先例的,是在日本本土原生的“湿气文化”。


「侘び・寂び(わび・さび)」をあがめる日本文化は、湿気のなかから生まれ出た美意識だ。燦然と輝くきらびやかな物より、日本人は苔(こけ)が生えた物をめでる。鍛造され、磨き上げられた精巧な品よりも、日本人は風土の渋味を帯びた上品で古いものをより重んじる。日本文化の「渋味」とは、まず感じとるもので、形のないものだ。そして、常に湿気に包まれている。また、湿気の蓄積により、地上や樹木、石の上に湿気を帯びた苔が残る。湿気と苔について、人々は決してよく知らないわけではない。しかし、湿気と苔が文化に変わったことで、そこに形而上の品位と文化的特徴が備わった。これこそが、湿気に覆われた日本独自の文化となった。

日本文化崇尚“寂”,就是从湿气中产生出来的美的意识。比起闪闪发光的鲜亮之物,日本人更爱生苔之物;比起被打磨得精巧的东西来,日本人更看重带有风土涩味的古雅苍老的东西。品尝日本文化的“涩”味,首先感受到的,就是那无形的、时刻都在包围着你的湿气,以及由湿气的积淀,留在地上、树上、石上的潮湿的苔藓。谈到潮湿和苔藓,人们并不陌生,可是将潮湿和苔藓变成文化,使之具有形而上的品位和文化特征的,则唯有日本,湿气覆盖了整个日本文化。


日本人の生活にとって庭園は欠かせないものだ。庭園と言えば、閑寂で幽玄な古池を連想する。水流は石の上に湿気をもたらし、軒下、あるいは庭園に置かれた石造りの手洗い場も湿気を帯びている。石灯籠の粗い目の壁面には、青苔が生えている。冷たく堅い色調の中に、温かく柔らかな緑が映え、灯籠の人文学的な情緒を存分に発揮し、二つの要素が見事に調和している。もし日本の庭園から湿気の要素を取り除けば、その美しさは完全に失われることだろう。

日本人的生活,离不开庭院,一提起庭院,就会使人联想到幽水古池、水流石上所带来的湿气,以及设在屋檐下,或庭院中,那石制的洗手盆,冒着湿气。石灯笼的粗拙,也因其生长青苔,而得到调和,冷硬的色调里,竟然生出了温软的绿意,使灯笼的人文意味得到充分展示。日本的庭院,如果除掉了湿气的要素,其美就完全失去了。


西洋文化は自然を人類と対立するものととらえ、自然を征服することを文化の本質とした。しかし日本人は自然を肯定し、自然を自らの生活の中に取り入れる方法を考えた。雲、霞、露はいずれも湿気から生み出されたものであり、生活のほかにも、文学や芸術において好んで描かれる風景だ。

西方文化把自然看作人类的对立面,以征服自然,作为文化的本质。可日本人却肯定自然,想方设法把自然纳入自己的生活之中。云、霞、露,都是湿气的产物,生活之外,它们还是文学和艺术里的一景。


日本人は湿気のなかで、それを精神の拠り所として暮らしている。湿気を利用し、予防する豊かな自然の智慧を有している。和服の袖口は広く、通気性がある。女性と子どもの和服の脇下には開いた切り目があり、「身八口(みやつぐち)」とよばれる。この通気用の切れ目は、世界的にも唯一の衣服にある通気穴だ。また家屋の天井の上には「屋根裏」がある。家屋の基礎も高く、これによって湿気を逃している。屋内の上下には通気層があり、湿気を取り込むと同時に、排出している。障子は湿気に対して微妙な吸水作用がある。湿気が増すと、きめ細かな和紙が外気を遮断する。室内が過度に乾燥していれば、屋外の湿気を自然に取り込む。雪が降れば窓を閉め、火鉢に炭火をおこすと、熱気は逃れない。室内の温かさが保たれ、一酸化炭素は紙の隙間から排出される。これは和紙でなければならず、西洋紙では役に立たない。

日本人在湿气里安身立命,利用和预防湿气的智慧自然也很丰富。和服的袖口,宽大通气,女性和孩子穿的和服,在腋下有开口,叫“身八口”——通气孔,在世界上,这也是绝无仅有的衣服通气孔。天井上,有阁楼,叫做“屋顶室”,屋基抬高也是为流通湿气,房屋上下都有通气层,要将湿气引进来,还要将湿气散出去。纸窗纸拉门,对湿气有微妙的吸放作用。当湿气增加时,纸因其经纬密实而隔断了外气,室内过于干燥时,又因其柔软而吸入外面的湿气。天欲雪,关上门窗,在火钵上生起炭火,热气不会逃走,室内暖融融,而一氧化碳却从纸缝里吐出去了。一定是和纸,西洋纸是无用的。


湿気文化は、日本人の生活のすみずみにまで浸透しているだけでなく、日本の政治にも影響を与えている。1999年8月、日本の国会で「国旗国歌法」が公布され、国歌に「君が代」が定められた。「君主御世」とも訳されるこの曲の歌詞には「古今和歌集」の和歌が納められている。大意は、「君が代は、千代に八千代に、さざれ石の、巌となりて、苔のむすまで」---「苔のむすまで」のごとく、天皇家が万代一系に続くことを讃えている。

湿气文化,不仅覆盖了日本人的生活,而且还影响了日本的政治。1999年8月,日本国会通过《国歌法》,定国歌为《君之代》,又被译为《君主御世》,歌词本是收录在《古今和歌集》里的和歌。大意是:“君主御世,千秋万代永存,犹如小石成岩,岩上生苔,永无止境”——赞颂天皇万世一系如“岩上生苔”,生生不息。

最后编辑于:2015-02-04 22:36
分类: 休闲阅读

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