2015.02.04【日译中】村上春树・《世界尽头与冷酷仙境》第一章(第一节)⑨

发表于:2015-02-04 14:53 [只看楼主] [划词开启]

 言いわけをするわけではないが、私はそれほど多くの女に対して好感を抱くわけではない。どちらかといえばあまり抱かない方だと思う。だからたまに誰かに対して好感を抱いたりすると、その好感をちょっと試してみたくなる。それが本物の好感なのかどうか、そしてもし本物の好感だとしたらそれはどのように機能するのか、といったようなことを自分なりにたしかめてみたくなるのだ。

  我并不是胡说,但我也并非对很多女人持有好感。正确来说,是不怎么持有好感。因此,偶尔对谁抱有好感的话,就想试探一下那种好感。我想亲自试探一下,那是否是真正的好感,要是是真的好感,那会有多大的机能呢等等


 それで私は彼女のとなりに並び、約束の時刻に八分か九分ほど遅れたことを詫びた。

「入口の手続きにあんなに時間がかかるとは知らなかったんです」と私は言った。「それにエレベーターがあんなにのろいということもね。このビルに着いたのはちゃんと約束の十分前だったんです」

  因此我与那女人并排走着,对于与约定的时间迟到八九分钟表示抱歉。

  我说:“真没想到入口手续办理需要花那么长的时间”我说。“再加上电梯也那么慢。原本在约定时间的前十分钟到了这栋大厦


〈わかっている〉という風に彼女は手短かに肯いた。彼女の首筋にはオーデコロンの匂いがした。夏の朝のメロン畑に立っているような匂いだった。その匂いは私を何かしら不思議な気持にさせた。ふたつの異った種類の記憶が私の知らない場所で結びついているような、どこかちぐはぐでいてしかも懐しいような妙な気持だった。ときどき私はそういう気分になることがある。そしてその多くはある特定の匂いによってもたらされる。どうしてそうなるのかは私にも説明できない。

  那女人微微点头好像示意说“我知道了”。从她的脖劲散发出一种香水味。如同夏日早晨站在瓜田里闻到瓜田散发出的香味。那种香味让我有种莫名的感觉。不知不觉中,两种不同类型的记忆结合在一起了一样,感觉有些不对劲,且有些令人怀念的奇妙感觉。偶尔我也会有这样的感觉。很多情况是因为某种特定的香味所致。我也无法解释为什么会那样。


「ずいぶん長い廊下だね」と私は世間話のつもりで彼女に声をかけてみた。彼女は歩きながら私の顔を見た。二十か二十一というところだろうと私は見当をつけた。目鼻だちがはっきりとして額が広く、肌が美しい。

 “好长的走廊啊”我本想试着跟她闲聊搭讪。她边走边看了我一下。我推测她应该只有二十或者二十一来岁吧左右。眉清目秀,额头稍宽,肌肤靓丽。


 彼女は私の顔を見ながら「プルースト」と言った。とはいっても正確に「プルースト」と発音したわけではなく、ただ単に〈プルースト〉というかたちに唇が動いたような気がしただけだった。音はあいかわらずまったく聞こえなかった。息を吐く音さえ聞こえない。まるで厚いガラスの向う側から話しかけられているみたいだった。

  她边看我边说“布鲁斯特”。正确来说并不是说“布鲁斯特”,只是单纯的蠕动了一下嘴唇,感觉是在说“布鲁斯特”。她的声音还是跟之前一样,完全听不见。就连呼吸声都听不见。好像是从厚厚的玻璃对面发出对话一样。


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最后编辑于:2015-02-06 08:48
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