2015.02.04【日译中】さよなら妖精99

夏侯燕 (ツバメ) 译犹未尽
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发表于:2015-02-04 21:13 [只看楼主] [划词开启]

 薄暗い空間に、杉の合間から光が差し込む。見ると、藤柴市が下方に広がっていた。跡津川によって南北に分けられた都市。がらくたを流し込んだような空間に目立つ色は、やはり白と灰色だ。ところどころ開けて見えるのは郊外型店舗の駐車場か、学校施設のグラウンド。

光线从杉树间的缝隙落进昏暗的空间里。一看,山下一整片都是藤柴市,一个被迹津川分为南北两部分的都市。宛如废弃物倾倒而出的空间里,仍以白色和灰色最为醒目。不时出现的空格,不是郊外店铺的停车场,就是学校的操场。


 登る、登る。

 そろそろ中腹、太刀洗の言葉で死者の没年を少し気にしていたおれは、明治や大正、昭和の年号が多くなってきたことに気づいていた。墓石に旧軍の階級が彫られたものも、ちらほらと見える。尉官の墓は星が浮き彫りにされ、殊更に立派だった。麓のほうの墓には肩書きなどなかったが。

爬呀爬。
差不多来到山腰上,因为太刀洗的话,我稍微注意起死者卒年,发现明治、大正、昭和的年号变多了,也开始零星出现一些刻着旧制军阶的墓碑。尉官的墓刻着星星的浮雕,更是气派。山脚那边的墓连个头衔都没有。


「これは、ユーゴスラヴィヤの墓地とは、全く違うありかたです」
 ぽつりとマーヤが呟いた。
「どこも同じでない。ただ、少し似ています。土の匂い……。日本では、死んだひとはどうなると考えられていますか?」

 これも呟くように、白河が答える。

“这里的墓地,跟南斯拉夫的完全不同。”
玛雅突然喃喃地说了一句。
“没有一个地方一样,不过有一点点像。泥土的味道……在日本,人们认为人死去之后会怎么样?”
太刀洗也喃喃自语般回答。


「難しい質問ね。
 ……生まれ変わる、ってのがよく言われるかな。いい行いをすれば再び人間に。もしかしたら神様に。悪い行いをした人間は動物に。もっと悪いことをすれば地獄の生き物に。十万億土を隔てた極楽に生まれ変わってもう死なない、って風にも聞いてる。でも、そのくせわたしたちはよく死者と連絡を取ろうとするの。一年に一度、夏には死者の需魂が戻ってくるのよ。ご先祖様という言葉で、死者が生きているひとを見守っているとも考える。

 生まれ変わりとは矛盾するし、極楽もどうかな」

“这个问题很难回答。
“……投胎转世,是最常被提到的吧。在活着的时候做好事,就会再世为人,甚至是神,做坏事的人就变成动物。更糟的,就下地狱。转生到远在10万亿土之外的极乐世界的就可以长生不死。不过,即使如此,我们还是经常设法与死者联系。一年一度,死者的灵魂会在夏天回来。我们以祖先来称呼他们,同时认为死者会守护在世的人。
“这和投胎转世的说法有所矛盾,极乐世界的说法也令人怀疑。”


「んー、では、霊魂は不滅と考えられている?」
「さあ……」
 どこか笑うような白河の言葉を、おれが補足した。

「諸説出るあたり、コモンセンスがないのかもしれないな」

“嗯,那么,你们认为灵魂不灭吗?”
“这个嘛……”
我开口补充太刀洗的话。

“既然有各种说法,可能没有常识吧。”

分类: 日语

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