2015.05.06【日译中】村上春树《1Q84》节选(2)静静地,别惊动了蝴蝶

发表于:2015-05-06 15:55 [只看楼主] [划词开启]

   「その蝶はずいぶんあなたになついているみたいですね」

   “这只蝴蝶好像跟您很亲近啊”

   女主人は微笑んだ。「この<傍点>ひとは私のことを友だちだと思っているの」

   女主人微笑着说:“它把我当朋友呢”

  「蝶と友だちになれるんですか?」

   “能和蝴蝶成为朋友么”

  「蝶と友だちになるには、まずあなたは自然の一部にならなくてはいけません。人としての気配を消し、ここにじっとして、自分を樹木や草や花だと思いこむようにするのです。時間はかかるけれど、いったん相手が気を許してくれれば、あとは自然に仲良くなれます」

    “要想和蝴蝶成为朋友,首先你自己必须成为自然的一部分。消除人类的气息,静静地呆在那里,把自己想象成树木或是花草。虽然挺费时间,一旦对方不再戒备,自然而然就成为了你的好伙伴。”

   「蝶に名前はつけるんですか?」と青豆は好奇心から尋ねた。「つまり、犬や猫みたいに一匹ずつ」

   “您会给蝴蝶起名字么?”好奇心驱使,青豆问道,“也就是说,像给每只猫和每只狗起名字那样?”

   女主人は小さく首を振った。「蝶に名前はつけません。名前がなくても、柄やかたちを見れば一人ひとり見分けられる。それに蝶に名前をつけたところで、どうせほどなく死んでしまうのよ。このひとたちは、名前を持たないただの束の間のお友だちなのです。私は毎日ここにやって来て、蝶たちと会ってあいさつをして、いろんな話をします。でも蝶は時が来れば黙ってどこかに消えていく。きっと死んだのだと思うけど、探しても死骸が見つかることはありません。空中に吸い込まれるみたいに、何の痕跡も残さずにいなくなってしまう。蝶というのは何よりはかない優美な生き物なのです。どこからともなく生まれ、限定されたわずかなものだけを静かに求め、やがてどこへともなくこっそり消えていきます。おそらくこことは違う世界に」

    女主人微微摇了摇头:“我不给蝴蝶起名字。即使没有名字,只要看它们的花纹和外形就能一一分辨出来。而且就算给蝴蝶起了名字,过不久终究会死去。它们仅仅是我那花丛间没有名字的朋友。我每天来这里,与这些蝴蝶见面打招呼,说好多话。但是,到了一定时间,它们就会默默地消失在某处。虽然我想它们一定是死了,但却找不到它们的残骸,就好像被空气吸收了似的,不留一丝痕迹地消失了。蝴蝶是世界上最脆弱却最美丽的生物。它们在某处不知不觉间出生,静静地寻觅着有限的那一点点东西,过不久又在某处悄然消失,恐怕是去了于此截然不同的世界。”

 温室の中の空気は温かく湿り気を持ち、植物の匂いがもったりと満ちていた。そして多くの蝶が、初めも終わりもない意識の流れを区切る束の間の句読点のように、あちこちに見え隠れしていた。青豆はこの温室に入るたびに、時間の感覚を見失ったような気持ちになった。

    温室中空气温暖而潮湿,满溢着植物的香气。而许多只蝴蝶,像把没有起点也没有终点的意识流划分段落的标点符号一样,在花丛间飞舞,若隐若现。青豆每次进入这间温室,都有种时间感丧失的感觉。



最后编辑于:2015-05-06 16:10
分类: 日语
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