2015.05.08 【日译中】 氷菓——(四)事情ある古典部の末裔(9)(37)

刀刀的升学 (アキ) 译译生辉
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发表于:2015-05-08 21:33 [只看楼主] [划词开启]

思い出したい過去がある。それはとりもなおさず思い出す価値のある過去があるということだろう。俺のモットーに照らせば、それは随分と奇異《きい》なことに思える。いまそこにある危機を回避するだけの俺に、思い出などなんの意味があるだろうか。
值得回忆的过去拥有一段想要唤醒的记忆。这大概就是有回忆价值的过去吧。依照我的宗旨的话,那真是相当奇怪的事情。对于现在仅仅是回避危机的我对于看到眼前危机只想躲开的我来说,回忆又有什么样的意义吗?

 

だが千反田は、落としてしまったものを過去から取り戻《もど》そうとしている。思えばそうだ、千反田はその好奇心で現在を掘《ほ》り下げているようなやつだ。そいつが過去を掘ろうとするのは不思議でもなんでもない。伯父への手向《たむけ》けに、そして多分それ以上に自分のために千反田は過去を掘ろうとする。そして、不幸にしてこいつにそれを成し遂げるだけの力がないとしたら。考えあぐねる俺の脳裏に、姉の手紙の一節が、ふと浮《う》かぶ。どうせ、やりたいことなんかないんでしょ?

但是千反田从过去取回了遗落的故事但千反田却执意想找回失落的过去想一想的话,对啊,千反田就是那样用好奇心去深入思考的家伙千反田就会因为好奇心去探索眼前的事。她去追寻过去的故事也不是不可思议。为了在舅舅灵前饯别,然后大体上因为自身的原因,千反田才回去追寻过去的故事。然后,不幸的是她没有完成那种事情的能力。越发烦恼的我的脑海中,突然浮现出姐姐信中的一句话。怎么样,你不是没什么想做的事吗?

 

……そうとも。俺は省エネの奉太郎。自分がしなくてもいいことはしないのだ。

........确实是那样。我是省能量的奉太郎。不需要做的事就不会去做。

 

だったら、他人がしなければいけないことを手伝うのは、少しもおかしくはないんじゃないか?

这样的话,帮助他人做必要的事不是稍微有些奇怪吗?也不是很奇怪吧!

 

コーヒーカップを置き、曖昧《あいまい》な気持ちにけりをつけるようにそれを指で弾《はじ》いてみた。厚い陶器《とうき》のカップは、くぐもった音を立てた。まだ街を見ていた千反田の注意が俺に向く。俺は、千反田に印象づけるようにゆっくりと言った。

我放好咖啡的杯子,像是要结束这暧昧的气氛一样用手指谈了一下杯子。用厚厚的陶器做成的杯子,发出了嗡嗡的声音。还在看着街道的千反田注意力转向我这边。我为了给千反田建立印象慢慢地说道仿佛要让千反田铭记在心般,我慢慢地说道。



「俺は、お前に対して責任を取れない」

“我是不会对你负责的。”


「?」

“?”


「だからお前の頼みを引き受けるとは言わない。だが、その話を心に留めておいて、ヒントになるようなことを見掛《みか》けたら必ず報告しよう。その解釈《かいしゃく》に手間取るようならその時も手助けする」

所以你现在不要说‘接受我的信任吧’之类所以现在我不会说我接受你的信任之类。但是,我会把那些话留在心里,有发现线索之类的东西的话务必告诉我。得到相关答案的线索的话,那个时候我也会帮忙的。”


「……はい」

“.......好的。”


「それだけでよければ、手伝わせてもらう」

“只是这样就行了的话,我会帮忙的。”

 

すっと千反田が背を伸ばした。そして、四十五度に会釈《えしゃく》する。

千反田忽然探出身子。然后,重重地点了点头说道


「ありがとうございます。ご面倒とは思いますが、よろしくお願いします」

“非常感谢。我想会很麻烦,拜托你了。”

 

ご面倒、か。

很麻烦,吗?

 

俺は、千反田に見られないようにそっぽを向いて、薄く笑う。自分がいまの頼みを拒絶《きょぜつ》しなかったのは、我ながら驚きだった。そうする気はもちろんないが、この話を里志にしたらやつはなんと言うだろうか。ふとそんなことを思う。里志はきっと目を丸くして、俺の知らないような語彙《ごい》を縦横無尽《じゅうおう》に操《あやつ》って驚愕《きょうがく》を表現するに違いない。ホータローならすげなく断るのが当然じゃないか、と。

我为了不让千反田看着我避开千反田的视线,把头转向了一旁,淡淡笑着。我自己都惊讶为什么现在没有拒绝她的请求。‘这可是很不自然啊。’把这些对里志讲的话,他大概会这么说吧。我他然想着这些我忽然想到。里志一定会眼睛瞪得老圆,用着我听不懂的话尽情地表现出他的惊愕:奉太郎不是应该残酷地拒绝的吗?

 

その時、俺はやつになんと言って説明するだろうか。

到个时候,我该怎么对他解释呢?

 

俺は、なにやら二言三言と感謝の言葉を述べる千反田をよそに、そればかりを考えていた。ココアはもうすっかり冷めているようだったし、俺の二杯目のコーヒーは空になっていた。

我顾不上三言两语说着感谢的千反田,一味地想着这件事。可可茶已经完全不冰了,我的第二杯咖啡也已经喝完了

最后编辑于:2015-05-09 20:33

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分类: 日语
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