2015.05.14【日译中】狼と香辛料Ⅰ 第一幕 10

大大大小少 (杉田) 译犹未尽
26 2 0
发表于:2015-05-14 16:28 [只看楼主] [划词开启]


ロレンスは再度声を上げようとして、そのまま固まった。

 罗伦斯正准备再次提高音调时,就那样定住了。


娘の頭に、犬のような耳がついていたのだ。

 女孩的头上长着一对像狗一样的耳朵。


「ん....ふあ....

 “嗯—呼—


それでもようやく娘が目を覚ましたようなので、ロレンスは気を取り直して腹に力をこめて口を開いた。

 女孩好像终于醒了,所以罗伦斯重新振作起来深呼一口气说。


「おい、お前、何のつもりだ。人の荷馬車に勝手に乗り込みやがって」

 “喂,你到底想干嘛。随意地乘上别人的运货马车。


ロレンスも独り野を行く行商人で、ごろつきや盗賊の類に取り囲まれたことは一度や二度ではない。度胸も迫力も人並み以上にあると自負していた。頭に人ならざる獣の耳を付けているからといって、一人の娘を前に怖気づくようなロレンスではない。

 罗伦斯是一个人穿梭野外的旅行商人,被地痞和盗贼等包围住也不是一次两次了。自以为胆量和魄力都胜过一般人。就算女孩头上长着非人类的兽类耳朵,罗伦斯也不是那种会在一个女孩面前胆怯的人。


しかし、ロレンスの言葉に娘は返事を返さなかったというのに、再度のロレンスの尋問の声は上げがらなかった。

 但是,女孩并没有回答罗伦斯的问题,然而罗伦斯也没有再次提问。


なぜなら、ゆっくりと体を起こした裸の娘が、声を失うほどに美しかったからだ。

 原因是慢慢醒来的裸 体女孩,漂亮到让人说不出话。


荷台の上で月明かりに照らされた毛は絹のように滑らかで、上質のマントのように背中まで乗れている。首から鎖骨、それに肩かけては稀代の芸術家が彫り上げた聖母の像のように美しいラインを描き、しなやかな腕は氷の彫像のようだった。

 装货台面上,被月光照耀着的头发像丝绸般柔滑,像斗篷般覆盖在背后。从头到锁骨再到肩膀,那线条感犹如稀世艺术家雕刻的圣母像般美丽。柔软的手臂就像冰的雕像一样。


そして、それら無機質に感じるほどに美しい体の中ほどにある二つの控えめな乳房が妙にイキモノ臭さを匂わせていて、ぞっとする魅力の中に温かさを宿していた。

然后,在那完美的美丽身体中,两个小小的乳房却意外的散发出人类的气息,在令人惊叹的魅力中隐藏着温暖的感觉。

 

ただ、そんな生唾ものの光景もすぐに眉をひそめる異様なそれへと変わる。

 只是,那样令人兴奋的画面马上变成了让人皱眉的异样状况。


娘が、ゆっくりと口を開いて空を向くと目を閉じて吠えたのだ。

 女孩慢慢的张开嘴,闭着眼睛对着天空吼了起来


「アオオオオオオオオオオオオオ.....ン」

 “嗷呜呜呜呜————


その時のロレンスの恐怖といったらない。ざざざざざ、と突風が体中を駆け抜けていくような恐怖。

 那个时候,罗伦斯非常恐惧。沙沙沙沙沙,就像突然刮起的暴风在身体中穿过一样的恐惧感。


遠吠えは狼や犬が仲間を集め、人間を追い詰める序曲だ。

 嗥叫是狼和狗呼唤同伴,把人类逼入绝境的序曲。


ヤレイがしたような遠吠えではない、本物の遠吠え。ロレンスは口から干し肉を落とし馬も驚いて飛び上がった。

 不是叶勒模仿的那种嗥叫,而是真的嗥叫。肉干从罗伦斯的口中掉了下来,马也因受惊而跳起来。


そしてハッと気が付いた。

 然后瞬间意识到了。


月明かりに照らされた娘の姿。娘の頭についている耳。獣の、それ。

 月光照耀下的女孩。女孩头上的耳朵。那是兽类的耳朵。


.....ふう。良い月じゃ。酒などないかや」が、遠吠えの余韻をゆっくりと閉じた口中にしまいこむと顎を引いて薄く笑いながらそう言った娘の声で、ロレンスは我に返った。

 把嗥叫的余音慢慢收进闭合的嘴巴中女孩扬起下巴微笑着“呼—。很美的月亮呢。有没有酒啊”,那声音让罗伦斯恢复了自我。


目の前にいるのは狼でも犬でもない。そんなような耳を付けているただの美しい娘だ。

 眼前的这个女孩既不是狼也不是够。只是长着那样种耳朵的美丽女孩而已。

本帖来源社刊

分类: 日语
全部回复 (2)

  • 0

    点赞

  • 收藏

  • 扫一扫分享朋友圈

    二维码

  • 分享

课程推荐

需要先加入社团哦

编辑标签

最多可添加10个标签,不同标签用英文逗号分开

保存

编辑官方标签

最多可添加10个官方标签,不同标签用英文逗号分开

保存
知道了

复制到我的社团