2015.07.17【日译中】时钟机关之星第三卷 间奏(十五)

发表于:2015-07-17 22:31 [只看楼主] [划词开启]


   そのまま再び壁に背を預けて、マリーは思う。

   玛丽再次靠回墙壁,思考着。


   ——ああ、もちろん。

   ——嗯嗯,当然。


   そんな条約を遵守している国家や組織など存在しない。

   没有哪个国家或组织会遵守这种条约的。


   ハルターやあのベルモットの義体にも、その真っ黒に違法な電波無線機があった。

   哈塔和贝尔蒙德的人造身体,也装着被明令禁止的无线电波收发器。


   更に言ぅなら万一——この惑星ではほぼあり得ないが——何らかの部品が自然着磁した時に備え『国境なき技師団』や『軍』などの一部の施設にも、国際区画管理機構の認可を受けた合法的な脱磁装置もある。マリー自身、実際に使った経験がある。

   要再说的话,虽然在这颗行星上几乎不可能,但为了以防万一——某些零部件自然带上磁力,所以“无国界技师团”、“军方”等机构的一部分设施中,也备有得到国际区域管理机构认可的合法脱磁装置。玛丽自己也有实际使用经验。


   だが ——。

   然而——


   「あんたのけったいな耳なら聞き取れるでしょ!?あの電磁パルスでこの区画・秋葉原は丸ごと壊されたのょ!それで!?わたしは一体どうっやってこの部屋を出て!どこから脱磁装置を調達してくればいいわけ!?わかりやすく教えてもらえるかしら……ッ!!」

   “你那奇妙的耳朵是能听得到的吧!?那家伙的电磁波把区域・秋叶原整个都破坏掉了啊!于是!?我到底要如何从这屋子里出去!从哪开始筹备脱磁装置才好!能否清楚明白地告诉我啊……!!”


   とマリーは怒鳴った——その後半には、涙が混ざっていた。

   玛丽怒吼着——后半段已经混杂了哭腔。


   不可能だ。

   不可能。


   歯車で電気を発生させる方法は、マリーも理論上では知っている。

   在理论上,用齿轮来产生电力的方法玛丽也知道。玛丽理论上也知道用齿轮来产生电力的方法。


   だがそんな手段では脱磁作業に使えるほどの繊細な電気制御など不可能だ。

   但是用这种方式的话,不可能实现脱磁工作所需要的精确电流控制。


   そんな知識は、知ることが——研究すること自体が犯罪なのだ。

   这种知识,不要说懂得了——研究它本身就是犯罪。


   そして合法的な脱磁装置も、レベル4の病原体と同級の厳重な管理体制が求められる。

   所以并且合法的脱磁装置也有一套和等级4的病原体同级的严格管理体制。


   一般人同様の身分である今のマリーが、気楽に使わせてもらえる代物ではない。

   现在的玛丽只是一般人,以这样的身份想要使用脱磁装置是很难的。


   まして都市区画どころか、人間大の機械を脱磁できる装置など何処にも存在しない。 百歩譲って——管理施設に直接乗り込んで脱磁装置を奪ったとしても、部品を一つ一つ丁寧に脱磁していく他ない。

   何况,不要说是在都市区域了,世上哪里都不存在能够为人类大小的大型机械脱磁的装置。再退一百步来讲——即使可以直接闯入管理设施内夺取到脱磁装置,也只能逐一对部件进行细致地脱磁。


   ハルターの脳殼保護はまだしばらく保てるはずだが……それでも時間がない。

   哈塔的脑部保护应该暂时还维持着……可时间仍然不够


   そもそも今は——  

   原本现在就——


   「……この部屋から出ることさえできない……つてのに……」

   “……明明……连从这间屋子里出去都办不到……”


   眩き、マリーは俯いた。

   玛丽轻声说着,低下头去。


   ——たった一手だ。

   ——不过一着而已。


   たったそれだけで、これほど無力になるのか、と。

   只是这样就让自己感到如此的无力吗?


   今まで積み上げてきた全ての知識、骨身に刻んだあらゆる技術が、たった一手で——それこそ……幻みたい、に——と涙が零れかけた、その直後。

   至今为止积累的全部知识,铭刻于身体的所有技术,就只是一着——这才是真是如同幻觉一般——她眼中溢出泪水,而就在此时。


   ——唐突に、分厚いガラスがひび割れる音がした。

   ——突然间,厚厚的玻璃发出龟裂的声音。


   驚きにマリーが顔を上げると、ナオトが椅子を振りかぶって窓に叩き付けていた。

   玛丽惊讶地抬起头,发现直人正用椅子砸着玻璃窗。


   二度、三度、四度——と重なる衝撃に、強化ガラスに亀裂が広がり、

   两下,三下,四下——在多次冲击下,强化玻璃的龟裂开始扩大开来。


   「こ——ッのォ!」

   “嘿——!”


   そして何度目かの一撃で、ついに窓が粉々に砕け散った。

   然后在不知第几次的撞击中,终于碎裂散落下来。


   力余ってか、ナオトの手からすっぽ抜けた椅子が窓の外へ飛んで:

   椅子借着余力从直人手上脱出,向窗外飞去。


   「ょつし。リユーズとアンクル、ハルターのオッサン……生首は手で持てばいいか。一つずつ下に降ろすからここは……八階?ま、下まで届く長いケーブルでも布でもくれ」

   “好嘞。琉珠和安可儿、哈塔大叔……那颗头的话用手拿住就行吧。一个一个送下去,这里是……八楼?嗯,给我能延伸到底层的长缆绳或者是布。”


   “……”

   “……”


   呆然と動けないでいるマリーに、ナオトが舌打ちした。

   玛丽呆然不动,直人咂嘴道:


   「——えぇいもういい!じゃあお前はそこでグズってろ邪魔だッ!」

   “——好了够了!你靠边去,慢吞吞的,太碍事了!”


   叫び、ナオトは倒れたリユーズの方へ振り返った。

   说罢,直人又向琉珠那边走去。


   床を溶かすほどに熱を帯びたその身体へ、迷うことなく手を伸ばす。

   向着烫得能让地板融解的身体,毫不犹豫地伸出手。


   「ちよ、あんた待ちなさ 」

   “你,你给我等下


   慌てて制止しようとしたマリーを無視して、ナオトはリユーズの身体を——掴んだ。

   无视慌张着制止自己的玛丽,直人抓住了琉珠的身体。


   「ッッッッッ」

   滋滋滋——


   ナオトの顔が激しく歪み、人の肉の焼ける匂いがマリーの鼻をついた。

   直人的脸剧烈扭曲着,烧烤人肉的味道扑向玛丽的鼻端。


   だがナオトはまるで痛みなど感じないように、無造作にリユーズを担ぎ上げた。

   但是直人像是完全感觉不到痛一样,很自然地将琉珠抬起来。


   マリーが悲鳴のように叫んだ。

   玛丽如同惨呼般对他大喊:


   「あんた何してんの正気なの

   “你在做什么你自己知道吗!?”


   「るつせえ!役立たずは隅こでロを閉じてろッ!」

   “别吵!派不上用场就给我缩在角落里闭上嘴!”


   赤熱した床からリユーズを移動させながら、ナオトが吼える。

   让琉珠在炽热的地板上移动着,直人吼道:


   「——わかんねえけどッ!リユーズを、このままにしちゃ、駄目なんだよッ!」

   “——不知道!但我知道的是,绝对不能再让琉珠这样下去



   

最后编辑于:2015-07-20 10:59
分类: 日语
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