2015.07.21【日译中】ビブリア古書堂の事件手帖 第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(18)

珊狗儿 (狗狗) 译坛英杰
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发表于:2015-07-21 15:57 [只看楼主] [划词开启]

「……本物かどうか、見てもらえませんか」

“……能请你帮我看看这是不是真的吗?”

 

「あ、今は無理です。店長がいないんで。あたしはそういうの分かんないし」

“啊,现在办不到。店长他不在。我又不知道这个。”

 

 と、彼女はさらりと言った。

  她爽快地说。

 

「店長さんは、いつ頃戻られるんですか」

“请问店长什么时候回来?”

 

 そう尋ねた途端、彼女の眉間《みけん》に皺《しわ》が寄った。

  就在我这么问的时候,她的眉头皱了起来。

 

「……入院してるんです」

“……她正在住院。”

 

 少し声が低くなった。そういえば、臨時休業も多い店だった気がする。あの店主は体調がよくないのかもしれない。

  她的声音变低了。这么说来,这家店以前似乎也经常临时停业。大概是那个店主身体不好吧。

 

「ご病気ですか」

“他生病了吗?”

 

「いえ……あの、足を怪我《けが》したんですけど……本の持ちこみがあると、あたしが病院まで持っていって査定してもらわないといけないんですよ。ああもう、すっごく面倒くさい!」

“不是……那个,是她的脚受伤了……有书送过来的话,我还不得不把书带去医院给她检查啊。啊~真是的,麻烦死了!”

 

 説明がいきなり愚痴になった。入院中も仕事を続けるとは驚きだ。古本屋はそういう時でも休業しないんだろうか。

  解释一下子变成了抱怨。住院也要继续工作,真令人吃惊。原来古书店在这种时候也不休店的呀。

 

「まあ、大船総合病院だから、そんなに遠くはないんですけどね。ここから自転車で十五分ぐらいだし」

“算了,因为在大船综合医院,也没那么远啦。从这里骑自行车也就15分钟左右。”

 

「……あ、あそこか」

“……啊,是那里啊。”

 

 思わずつぶやいた。うちのすぐ近所だ。俺にとっては病院と言えば大船総合病院だった。母が俺を産んだのも、祖母が息を引き取ったのもそこだった。

  我不由自主地低喃。它就在我家旁边。对我而言,说到医院的话就数大船综合医院了。母亲生我的医院,以及外婆断气的医院都是那一家。

 

「とにかくお預かりします。あたしも夏休み中は部活があって、すぐ病院に行けるかどうか分からないから、何日かかかっちゃうけどいいですか?」

“总而言之,这个交给我吧。我在暑假里也有社团活动,能不能马上去医院我也不知道,所以可能会花几天时间,这样可以吗?”

 

 俺はしばし考えこんだ。わざわざ病院まで本を運んでもらって見てもらうのも気が引ける。なにしろ「本物だったら売らない」ことになっているのだ。持って帰った方がよくないだろうか。そう言おうとした時、彼女が先に口を開いた。

  我沉思了片刻。专门把书送到医院去让别人看也很难为情。毕竟可能会变成“如果是真的我就不会卖了”。带回去的话大概不好吧。我正准备这么说的时候,她先开口道:

 

「あの、ひょっとして大船総合病院によく行ったりします?」

“那个,难道说你经常去大船综合医院?”


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本帖来源社刊

分类: 日语
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