2015.09.21【日译中】日本传说366日・10月の日本昔話——10月27日: テングの羽うちわ(天狗的扇子)

沐小诺 (一只猫而已)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
译坛英杰
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发表于:2015-09-21 17:40 [只看楼主] [划词开启]


テングの羽うちわ

テングの羽うちわ

天狗的扇子


 むかしむかし、あるところに、ふく八という、とんちの上手な男がいました。
很久很久以前,有一个地方,有一个叫做福八的男人非常机智。


 ある日の事、ふく八は
テングが住んでいるという、テング山へ行きました。
 そして、大きなサイコロをころがしては、
「うわっ、見える見える、江戸が見えるぞ。京が見えるぞ」
と、おもしろそうに大声で言いました。

一天,福八去了一座住着天狗的天狗山。

接着,他滚动着一个大骰子并用一副很有趣的样子大声说道:

“哇啊,看得到看得到,可以看到江户呢。也能看到京都。”


 それを聞いたテングが、ふく八に言いました。
「おい、ふく八、おれにもそれを貸せ!」
「いやだ」
「おれは、テングだぞ」
「いやだっと言っているだろう。こんなおもしろい物を、そう簡単に貸せるものか」
「・・・お前は、テングがこわくないのか?」
「テングなんか、こわくないよ。それより、このサイコロはおもしろいな。ころがしさえすれば、どこでも見えるのだから。・・・うわっ、今度は大阪が見えるぞ」

天狗听了这个后便对福八说:

“喂,福八,那个也借我看看!”

“不要。”

“我可是天狗啊。”

“我说了不要了。这么有趣的东西怎能这么容易就出借了呢。”

“···你这家伙,不怕天狗吗?”

“天狗什么的我才不怕呢。比起这个,这个骰子真有趣呢。只要转动不管哪都能够看到。···哇啊,这次可以看到大阪了。”


 ふく八は、サイコロに一生けんめいです。
「おい、ふく八。お前には、こわい物がないのか?」
「あるよ。おれのこわい物は、ぼたもちだ」
「へえ、あんなおいしい物を?」
「ああ、名前を聞いただけでも、ゾゾッとする。テングさん、あんたは何がこわい?」
「おれは、トゲのあるカラタチ(→中国原産のミカン科の落葉低木)だ」
「しめたっ!」
「??? ・・・なにが、しめたじゃ?」
「いや、何でもない。それより今度は、奈良の大仏が見えるぞ」

福八拼命转动着骰子。

“喂,福八,你就没有害怕的东西吗?”

“有啊。我害怕的东西是牡丹饼。”

“咦。你竟然会怕那么好吃的东西。”

“对啊。只是听到那名字我就浑身颤抖。天狗你又怕什么呢?”

“我怕有刺的枸橘。(→中国原产的橘子科低叶灌木丛)”

“太好了!”

“???···什么太好了?”

“没,没什么 。话说这次可以看到奈良大佛了呢。”


 ふく八は、おどりあがって喜びました。
 その様子を見ていたテングは、そのサイコロがほしくてたまりません。
「なあ、お前のサイコロとテングのうちわを交換しないか? このテングのうちわであおぐと、鼻が高くなったり低くなったり出来るぞ」
「うそつけ、そんな事が出来るものか」
「なら、見てろよ」

福八欢快地手舞足蹈着起来。

看到他这个样子,天狗变得非常想要看那个骰子。

“呐,你要不要拿骰子和天狗的扇子做交换呢?用这个天狗的扇子扇的话,可以让人鼻子忽长忽短哟。”

“你说谎,这种事怎么可能做到。”

“不信,你看。”


 テングは、ふく八の鼻をあおぎながら言いました。
「ふく八の鼻、高くなれ、高くなれ」
 するとふく八の鼻はグングンのびて、向こうの山へつきそうになりました。
「わあ、早く元に戻してくれ」
「それじゃあ、このうちわとサイコロと取り替えるか?」
「しかたがない、取り替えるから、はやく鼻をちぢめてくれ」
 こうしてふく八はテングのうちわを手に入れると、逃げるように帰っていきました。
天狗对着福八的鼻子边扇边说着,

“福八的鼻子变长,变长。”

只见福八的鼻子不断地伸长,像是要顶到对面山一样。

“哇,快把我变回之前的样子。”

“那么,我可以用这扇子和骰子交换吗?”

“没办法,我会和你换的,你快帮我把鼻子缩回去。”

就这样,福八得到了天狗的扇子,飞快地逃回去了。


 サイコロを手に入れたテングは、うれしそうに言いました。
「まずは、京の都を見物しようかな」
 テングはサイコロをころがしましたが、何も見えません。
「おや? おかしいな、もう一度」
 テングは何度もサイコロをころがしましたが、いくらやってもだめです。
 テングはようやく、ふく八にだまされた事に気がついたのです。
「よくもだましたな! この仕返しをしてやるぞ!」

骰子到手的天狗开心的说道:

“首先,我想看看京都。”

天狗转动着骰子,然而什么也没看到。

“咦,好奇怪啊,再试一次。”

天狗转动了无数次骰子,但不管怎么做都没用。

天狗总算意识到自己被福八欺骗了。

“竟敢欺骗我!我一定要报这个仇!”


 テングはふく八が苦手だと言っていたぼたもちをたくさん用意すると、ふく八の家ヘ出かけました。
 するとふく八の家の回りには、テングの苦手なカラタチがたくさん立ててあります。

天狗准备了很多福八说过的害怕的牡丹饼,然后就前往福八的家去。

到达后发现福八家的四周树立着许多天狗最怕的枸橘。


「ぬぬっ、これでは家に近寄れん」

 テングは仕方なく、外からふく八の家の中へぼたもちを投げ入れると、
「そら、こわがるがよい」
と、言って、帰っていきました。
 するとふく八は、
「これはうまそうだ。いただきまーす」
と、ぼたもちをたらふく食べました。
“诺诺,这样一来就无法靠近那个家了。”

天狗没辙,就在外面朝福八的家里扔牡丹饼。

“混蛋,最后怕死你!”

“这个看起来好好吃。我开吃了!”

便把牡丹饼吃个足。


 それからのち、ふく八はテングのうちわを使って、鼻が低くて困っている人の鼻を高くしてやり、鼻が高くて困っている人の鼻を低くしてやって、みんなからとても喜ばれたということです。

之后没过多久,福八使用天狗的扇子,让苦恼于鼻子矮的人使鼻子变挺,使困惑于鼻子长的人让其变短,很受大家欢迎。


おしまい


最后编辑于:2015-09-21 17:42

本帖来源社刊

分类: 日语

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