2015.09.25【日译中】日本传说366日・10月の日本昔話——10月26日: テングに気に入られた男

沐小诺 (一只猫而已)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
译坛英杰
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发表于:2015-09-25 15:33 [只看楼主] [划词开启]



テングのお礼

テングに気に入られた男

被天狗看中的男人


 むかしむかし、静岡の大きな川の渡し場のそばに、一軒の小さな茶店がありました。

 その茶店に山伏姿(やまぶしすがた)の背の高い男がやってきて、注文したおそばをうまそうに食べると、茶店の主人の三五郎(さんごろう)に言いました。

很久很久以前,在静冈大河的渡口边上有一家小茶馆。

有一个高个子修行装扮的男人来到茶馆,津津有味地吃着点的荞麦面,并对茶馆的主人说。


「こんなにうまいそばを食べたのは、初めてだ」
「それは、ありがとうございます」
「・・・して、あんたはまだ一人者だね。なぜ、嫁さんをもらわんのじゃ? これからわしは江戸へ行くが、江戸に何人も良い娘を知っておる。帰りに良い娘を連れてきてやるから、夫婦になりなさい」
 山伏姿の男はそう言うと、渡し舟で川を渡っていきました。
「・・・嫁さんか」
 三五郎はなんとなく、うれしくなりました。
“第一次吃到这么好吃的荞麦面。”

“谢谢您的称赞”

“···说来,你还是孤家寡人吧。为何不去娶一个呢?我接下来要去江户,在江户认识几个很不错的姑娘。回来时带一个好姑娘回来,你就和她结成夫妇。”

“···媳妇啊。”

三五郎不由得开心起来。


 それからしばらくたったある日、あの山伏姿の男が本当に、若い娘を連れてやってきたのです。
 娘は恥ずかしいのか下をむいたままで、まったく顔をあげません。
「主人よ、これはほんのみやげじゃ」
 男は風呂敷につつんだ重い物を三五郎の前に差し出すと、二人にむかって言いました。

那之后没过几日,那位修行装扮的男人真的带着一位年轻的姑娘来了。

姑娘兴许是害羞一直低着头,都不抬起头来。

“店家啊,这是个我的一点小心意。”

男人把用方巾包裹着的重物递给了三五郎,就对他们二人说道:


「よいか。夫婦というものは、どんな時でも仲むつまじくなければならん。決して、けんかなんぞするなよ。それではわしは、ちょっとそこまで行ってくる」
 山伏姿の男は、そのまま茶店を出ていきました。
 娘と二人になった三五郎は、娘に熱いお茶を出しました。

“听好了。所谓夫妇是不论什么时候都要和睦相处。决不可吵架。就这样,我有事要去别的地方了。”

修行装扮的男人就那样走出茶馆。

仅剩二人之时,三五郎泡了热茶给姑娘。


「ああ、とにかく、お茶でもどうぞ。江戸からでは、大変じゃったろう。疲れておるなら、二階でひと休みするとよい」
 すると娘は、はじめて顔をあげました。
 まだ十七、八の、かわいい娘です。
 娘は熱いお茶を飲むと、
「ヒクッ!」
と、 大きなしゃっくりをして、急にそわそわしはじめました。

“啊,不管怎样,请先喝茶。江户过来很辛苦吧。要是累了的话可以到二楼休息一会。”

于是,那姑娘初次抬起头来。

还只是十七、八岁可爱的小姑娘。

姑娘喝了口热茶,

就“咯嗝!”的打了个大嗝,突然就开始坐立不安了。


「あれ? ここは? ここは、どこですか? あなたは、どなたですか?」
「えっ?」
 三五郎はおどろきましたが、とにかく娘の気を落ちつかせると、これまでの事を話しました。
 すると娘は、
「あっ! きっと、あの南天(なんてん)の実のような赤い薬だわ」
と、こんな話をはじめたのです。

「実はわたし、江戸のある橋のたもとで急に気分が悪くなったのです。
 すると、山伏姿の背の高い男が現れて、
『これは、元気になる薬じゃ。すぐに飲みなさい』
と、言って、わたしに赤い薬を一粒くれました。

“咦?这是?这里是哪?您,又是哪位?”

“诶?”

三五郎虽大吃一惊,但总算让姑娘情绪稳定下来后,说了刚才的事。

姑娘说,

“啊,肯定是那个像南天果实似的红色药丸。”

便开始接着说。

“事实上我到江户一座桥边时突然是不舒服。

此时,出现一位高个子的修行装扮的男人说

‘这是可以让你复元的药,请即刻吃了。’

就给了我一颗红色药丸。


 それを飲むと、とても良い気分になって。
 それからは、何も覚えていません。
 たったいま熱いお茶を飲んだら、しゃっくりが出て正気にもどったのです」
 娘は三五郎に頭を下げると、すぐに江戸へもどっていきました。
吃下药后,觉得十分舒畅。

在那之后便什么也不知道了。

只是刚才喝了热茶后,打了个嗝才恢复意识。”

姑娘向三五郎道歉后就即刻回去江户了。


 一人残された三五郎は、山伏姿の男がみやげだと置いていった風呂敷包みを開けてみました。
 すると中には小判で、六十両ものお金が入っていたのです。
 三五郎は気味が悪いので、すぐに役人に届け出ました。

只剩下自己一个人时,三五郎打开了修行装扮男人给的手礼的包裹。

里面竟放有六十两的金币。

三五郎觉得可怕,就立马交给了官员。


 すると役人は、にっこりわらって言いました。
「ああ、またですか」
「また?」
「はい、お前さんで、何人目だろうか。
 このような事はもう何年も前から続いていて、山伏姿の男はテングだと言われています。
 テングは気に入った相手に、親切にするという話しです。
 嫁さんは手に入らずおしい事をしましたが、そのお金はお前さんの物です。
 ありがたく、もらっておきなさい」

官员微微一笑说道:

“啊,又是这个。”

“又?”

“是的,到你也不知道是第几个人了。

像这样的事从几年前开始就不断发生,人们都说修行装扮的男人是天狗。

说是天狗会热情对待对自看中的人。

没有娶得媳妇让人惋惜,但这钱就是属于你的了。

你就心怀感激收下吧。“


 テングはそれっきり、三五郎の前には現れなかったそうです。

天狗从那之后再也没有出面在三五郎的面前。

おしまい



本帖来源社刊

分类: 日语

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