【夜读七队】おやすみ・テディベア—④倔强的红豆

发表于:2015-09-27 17:06 [只看楼主] [划词开启]

第一章 熊「ベア」を探せ





 それも中原のほうから会いたいと言ってくることは滅多になく、こうして、由子が勝手に中原のアパートを訪ねて来ることが多かった。今日は、三か月ぶりの訪問になる——はずだったのである。

 由子は、アパートへ飛び込むと、階段を駆け上がって行った。

 アパートの二階の廊下は、まだ爆発の煙と、おそらくは埃だろう、白い煙が混ざり合って、渦を巻いていた。

「逃げて! 早く外へ!」

 他の部屋の人らしい叫び声が、煙を通して飛び出して来る。

 由子は、ハンカチを出して口を押えながら頭を下げて、煙の中へと進んで行った。逃げ出す人の足音が、ガタガタと階段や廊下に鳴っている。

「中原君!」

 と、由子は叫んだ。

 明るいほうへ手探りで進んで行くと、急に煙の外へ出ていた。

 そこは、中原の部屋の入口だった。

 ドアは飛んで失くなっていたし、中はまるで焼け跡のような惨状だったが、ともかく、中原の部屋には違いなかった。

 由子は匂いをかいだ。反射的にガス爆発かと思ったのだ。しかし、ガスの匂いはしていないようだった。

 正面の、窓はもちろん、壁もえぐり取られて、外へ吹っ飛んでいる。ポッカリと、空が覗いているのが、どうにも非現実的な印象を与えるのだった。

「中原君。——中原君」

 由子は、恐る恐る中へ足を踏み入れて、呼んでみた。

「中原君、由子よ。——どこ?」

 足下で、何か低い唸り声がした。視線を向けて、由子は思わず後ずさった。

 黒ずんだ、焼けこげた手が、覗いていた。

「中原君……」

 上にかぶさっている棚を、必死に持ち上げる。——血まみれになった顔が現われると、由子は短く悲鳴を上げた。

「どうしたのよ? 一体どうして……」

 中原の唇が動いた。

「聞いて……くれ」



@暖煦 @ann桃夭 @遗失年华里的一抹暖阳  中秋快乐

最后编辑于:2015-09-27 21:38

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分类: 朗读

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