【N2+】テーマ⑩:雇用形態

小慌先生 (小慌先生) 圈内达人
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发表于:2015-09-28 12:19 [只看楼主] [划词开启]

NHKクローズアップ現代 

No.3676
2015年06月29日(月)放送

あらゆる人材を戦力に

    ~変わる雇用の現場~ 

慢性的な人手不足に直面している日本の企業。
高齢者や子育て中の女性など、潜在的な人材を取り込む動きが進む中、今、新たな人材として注目を集める人たちがいます。

「ゼロ災害でいこう、よし。」

20社以上がブースを連ねる合同面接会。
人事担当者が採用しようとしているのは、障害者です。
国も、企業が障害者を雇う割合を高める施策を打ち出したことで、障害者雇用は今、売り手市場とまでいわれています。

人事担当者
「他の会社との競争というのはある。」

しかし一方で、売り手市場は新たな課題も生み出しています。
大企業が大量に採用を進めた結果、中小企業はより配慮が必要な障害者を雇用しなければならない状況に頭を悩ませているのです。

運輸会社 社長
「余裕ないですよ、余分に雇うだけのね。」

多様な人材を組み込みながら、どう戦力化していけばいいのか。
企業の新たな人材活用について考えます。

国谷裕子:

  こんばんは。「クローズアップ現代」です。さまざまな事情を抱えた人たちを生かしながらどうやって業績を上げていくのか。企業が問われる時代です。子育て中の父親や母親介護を担う社員働き続ける高齢者や障害のある人々。価値観が多様になり、少子化で人手不足の影響も出ている中で多彩な人材を戦力化できる企業ダイバーシティのある企業のほうが競争力があるという考え方が浸透してきています。

 実際、働いている65歳以上の高齢の数は、ここ10年年々増えていましてご覧のように昨年度は414万人。また国の最新報告では民間企業で働く障害者は43万人と過去最高です。潜在的な人材の掘り起こしが今後強く進められていくと予想されているのが障害者。国は一昨年企業の全従業員に占める障害者の割合、法定雇用率をこれまでの1.8%から2%に引き上げました。達成しないと、納付金を支払わなければなりません。さらにこの4月から納付金支払い義務の対象となる企業の範囲が拡大されました。法定雇用率を達成している企業は44.7%。特に中小企業での雇用が進んでいません。今後、中小企業を中心にこれまで以上に積極的に障害者の雇用を進めていくものと見られています。

 身体障害者。コミュニケーションが難しいといわれる知的障害者。長時間労働が難しい人もいる精神障害者。多彩な障害がある人々を一人一人をいかに戦力化していくのか。障害者の雇用を増やせば企業にとって、コストや時間がかかるのではないかといったまなざしで捉えられがちですが仕事の分担や環境整備で会社全体の生産性を高める企業も出てきています。障害者を雇いたくても雇えない。苦心する企業の現実と障害者を大幅に増やし企業改革に取り組んだ企業の模索からご覧ください

障害者は雇いたいけど 苦悩する企業の現場

障害者の雇用を進めてきた、大阪の運輸会社です。
仕事は資材の運送や港での積み降ろしなど高い専門技術が必要ですが、ここ数年、退職者が相次ぎ人手が不足しています。



そんな中、3年前に雇用されたのがこちらの60代の男性。
心臓に人工の弁を入れている障害者です。
一度出血すると血が止まりにくいため、危険な場所での作業は別の人に変えるなど、受け持たせる仕事を配慮しています。


男性
「みんな協力してくれていますので。
ちょっと危なそうなところは手助けしてもらって。」



さらに、この会社では入社してから障害者になった従業員も雇用し続けています。
かつてフォークリフトを運転していた30代の男性。
1年半前に脳出血で倒れ、右半身にまひが残りました。
会社に残りたいという本人の希望をくんで、運転手の健康状態をチェックするデスク業務に就いてもらっています。
こうした取り組みで、この会社は現在8人の障害者を雇っています。
しかし、一昨年(2013年)引き上げられた法定雇用率を満たすには、あと2人雇わなければなりません。

この日、この会社の社長は中小企業家同友会の障害者雇用の担当者と話し合いを持ちました。
すでに業務の配慮や新たな仕事の切り出しなどできることはしてきた中で、これ以上雇うのは難しい状況だといいます。

運輸会社 社長
「頭では理解できんねんけど、実際となると現場もね。」

中小企業家同友会 障害者雇用担当者
「まず一人から始めてみませんか、割と軽度な子で。」

障害者雇用の担当者から薦められたのは、知的障害者。
しかし、すでに3年前、知的障害者の女性を事務所の清掃係として雇っており、仕事の切り出しはできない状況でした。
法定雇用率を満たしていない現状が続けば納付金を支払わなければならず、社長は頭を抱えています。

運輸会社 社長
「戦力になるんであれば、別に障害者の方でもかまわない。
ただそこがですね、事業部長に対して業績を厳しくシビアに言いますので、となると事業部長も余分には雇えませんし。」

“できること”に着目 発想転換で業績UP

障害者を雇いたいけど雇えない。
中小企業の多くがジレンマを抱える中、僅か1年で雇用率およそ8%を達成した企業グループがあります。
ここでは小魚を中心に水産物の卸や加工を行っています。
去年(2014年)ハローワークに求人を出し、精神障害のある人や知的障害者を中心に7人雇いました。
月給は13万円を保障しています。

カタオカグループ カタオカ 常務取締役 片岡彰一郎さん
「頑張ろうぜ。」




7人が担当しているのは、原料の小魚に混じるごみや異物を取り除く業務です。
高い集中力と根気が求められています。




より分けるのは、釣り糸や針などの危険物や、フグやイカ。
そのほか選別しなければいけない異物は数十種類に及びます。




「この魚はそんなに取らなくていい。
気にしなくていいから。」

入社当初は、こうした選別の要領をいくら教えても覚えてもらえませんでした。
知的障害のある人にとって、ことばだけで理解することは難しかったからです。

カタオカグループ カタオカ 常務取締役 片岡彰一郎さん
「何で出来ないんだろう、何で出来ないんだろうという壁にぶつかっていた。
教えていたつもりだったというんでしょうか。」



悩んだ末、取り組んだのが環境整備。
今まで口伝えで教えてきた作業を徹底的に可視化しました。
例えばこれは、選別する異物を写真と名前で示したもの。
繰り返し確認することで、今ではほとんど理解しているといいます。


「フグはどれ?」

「フグだったらこれです。」

「おお、フグそれ。
貝殻は?」

「貝殻はこれです。」

「プラスチックはどれ?」

「プラスチックはこれです。
この形で分かります。」

「字は分からない?」

「分からない。
写真で全部覚えて取っています。」

知的障害者が理解できるようにちょっとした配慮をしたことで、当初と比べて作業効率はおよそ5倍高まりました。
さらにこの会社では障害者一人一人の特性を見抜き、長所を伸ばす工夫を行っています。

この男性は異物を見抜く能力が抜群に高く、集中すれば質の高い仕事をこなします。
ただし、その集中力にむらがあり、一定の速度で流れ続けるベルトコンベヤーのラインでは能力を発揮できませんでした。
そこで、自分で流れを止めたり動かしたりできる機械での作業に配置したところ、高い質を維持しながら効率よく仕事ができるようになりました。
こうした障害者のために始まった環境整備は、今ではグループ会社全体に広がっています。

これは一日の作業工程を時間の流れに沿って表したものです。
左側はその日の予定。
右側には実際の作業の進捗状況をマグネットで貼っていく仕組みになっています。
どこの工程が予定より遅れているのか。
社員みんなが把握できることで、スムーズなフォローアップができるようになったといいます。
こうした改善によって、工場全体の稼働率は改善前のおよそ1.2倍に上がりました。

カタオカグループ カタオカ 常務取締役 片岡彰一郎さん
「自分たちで考えて、自分たちで改善する能力が非常に高まった。
もっともっと出来ると信じていますし、まだまだそういった(障害者)雇用を増やして前を向いていきたいと思っている。」

あらゆる人材を戦力に 変わる雇用の現場
ゲスト眞保智子さん(法政大学教授)

●多くの障害者を雇い入れ、稼働率を1.2倍に上げられるのは理想の形では?

国谷裕子:

今夜のゲストは、キャリア形成がご専門で、障害者雇用の現状にもお詳しい、法政大学教授、眞保智子さんです。多くの企業が法定雇用率を満たさないと、100人を超える企業ですけれども、納付金を払わないといけない、あるいは指導を受けるといった状況に今、直面しているわけですけど、今のリポートにあった、おじゃこの会社のように、多くの障害者を雇い入れて、そしてその稼働率を1.2倍に上げられるというのは、これは理想の形でしょうね。

そうですね。
いよいよ、中小企業も本気になって、障害者雇用に取り組むようになってきたんだなというふうに思っています。
すごく工夫がされていたと思います。
おじゃこの会社は、確かに障害者の方たちがいろいろその特性を生かして頑張っていらっしゃいましたけど、大前提として、あの仕事が大変意義がある仕事であると、つまり今の時代の要請に合ってるということですね。
今、給食などでも、カニやもしエビなどがおじゃこに混じっていたら、その食材が使えなくなってしまいますので、アレルギーの問題等ですね、ですのでこの仕事はある意味、お子さんの命にも関わるような大切な仕事なんだということをきちんと説明して、それによって目標を設定をしたり、それから先ほど少し写真が出ていましたけれども、この写真に出ている異物の種類を覚えたりですとか、そうしたことの努力をなさるモチベーションになってるというふうに思いました。

●障害者の雇用を増やせといわれたとき、中小企業がまず思うこととは?

国谷:アレルギーで苦しんでらっしゃる方もいらっしゃるわけですけども、ただ、そうやって雇用を増やさないといけないといわれたときに、中小企業の方々が、まず、思われることって今、どういうことなんでしょうか?

やはり経済状況はいつも厳しいでしょうから、まずやっぱり自分の所には障害者の方を雇用できるような仕事はないんだと、雇いたいけれどもちょっとうちには仕事がないんだというようなことをお考えになる方が多いでしょうと思いますけれども。
それはなぜそういうふうに思われるんですか?
恐らく先ほどのおじゃこの会社でも分かるように、あのおじゃこの会社も、例えば、写真で異物を見える化するですとか、あるいは工程を誰でも分かるようにマグネットで進捗状況を示すですとか、そうした工夫をしなければ、ああいった効率が上がるようなことはなかったと思うんですね。
つまり、だから今の工程のままで仕事を見ていると、どうしてもうちの会社にはできないんではないか、この仕事じゃあできないな、あの仕事ではできないなと、やっぱりできないことに注目してしまうということがあると思うんですね。
でも大切なのは、あのおじゃこの会社の例でも出ましたように、できることに注目するということが大切だというふうに思っています。

●障害者はいろんな特性を持っている?

国谷:これはできる、どうしたら、どのようにすればできるのかっていうことなんでしょうけれども、例えば一例として、ベルトコンベアの作業は苦手だけれども、自分で速度をコントロールすれば、非常に精度の高い業務をなさるという方もいらっしゃいましたよね。やっぱり特性、障害者といっても、いろんな特性をお持ちではないですか?

そうだと思います。
あの男性の場合は、その前にあちらに移動する前に、高い品質の見極め力があるということをマネージャーの方が見極めて、ただその高い見極め力が、時々ちょっとぶれることがあると。
1人の職場でコンベヤーの速度を変えて、恐らくたぶん重要なところはじっくり見たいんだと思うんですね。
そういうようなことができるような工程に変える、1人職場に変える、そうしたことで高い生産性を出せる仕事に就けた、そういう仕事を作り出せたということだと思うんですね。

国谷裕子:そういうようなことができるような工程に変える、1人職場にかえるそうしたことで、高い生産性を出せる仕事に就けた、そういう仕事を作り出せたということだと思うんですね。できることに着目し、そして特性を見極めるということですけれども、さあ、その障害者を育成して、企業で活躍してもらえる人材にするには、どうしたらいいのか。国の福祉制度をうまく利用して、業績を伸ばしている企業の取り組みを、次にご覧いただきます。

“中間就労”で雇用促進 あらゆる人材を戦力に

愛媛県・新居浜市。
総菜の製造・販売を行っている企業です。
この会社は、四国や九州を中心に、70店舗をチェーン展開。
味にうるさい女性客らから人気を得ています。
特に好評なのが、揚げ物です。


女性
「(揚げ物は)便利です。
もうこの時期、暑いので助かります。」



この揚げ物の成形と衣付けを行っているのが、知的障害者たちです。

「何をやっているんですか?」

「伊予牛コロッケの成形です。」

ここで働く17人は、この企業で働いているのではありません。
この企業が特別に設立した別会社で雇用されているのです。


これは、この会社が利用している制度を簡略に表したものです。
この会社では国の福祉制度である就労継続支援A型事業所と呼ばれるものを設立しています。
一般就労が難しい障害者が、職業能力を身につけるために訓練を行う雇用の場です。


職業指導員などの配置基準を満たせば、国と自治体から雇用人数に応じて訓練費などが支給されます。
障害者の平均賃金は月7万円。
この総菜製造販売会社が設立したA型事業所では、月10万円を支払っています。
さらにこの会社では能力を蓄積した障害者を社員として雇用しています。
A型の制度はコストを抑えて人材を育成し、雇用に結び付けることができるのです。

クック・チャム 社長 藤田敏子さん
「うちには必要不可欠、重要です。
レベルが上がったら社員にして、やっぱりその人なりのプロフェッショナルになってもらいたいなと思います。」



A型の制度を利用することで、会社は収益も上げています。
衣付けなど手間のかかる作業を分業化した結果、揚げ物の売り上げはおよそ5倍に伸びました。

さらに2年前から、A型の制度を利用して事業の多角化に乗り出しています。
北海道で16人の障害者に働いてもらい、ジャガイモやゴボウといった総菜の材料を生産し始めたのです。
国の制度を利用しながら障害者の人材育成と会社の業績を伸ばしてきた、この会社。


実は4年前から障害者雇用を進めてきた別の企業の人から、アドバイスを受けてきました。
且田久美さん。
企業経営にも障害者にも精通しています。
これまで40社以上に障害者雇用のノウハウを提供してきました。


エフピコグループ ダックス四国
障がい者雇用責任者 且田久美さん
「いろいろね、女性活用、高齢者活用、ニート活用、引きこもり活用ってありますけど、今のところ一番、障害者を活用するところが着目度は高い。」

「特別扱いしない」 責任感育んで業績UP

且田さんが勤めているのは、食品トレー業界トップの企業グループです。
障害者雇用率は16%。
300人以上を雇用しています。
且田さんはその採用担当者なのです。
障害者雇用で大切なことは、一人一人に企業の核となる事業に携わらせ、責任感を育むことだといいます。
そのために、シビアな数値目標を設定しています。

さらに、定期的に面談を繰り返して目標の達成状況を確認。
昇給の基準にもしています。




エフピコグループ ダックス四国
障がい者雇用責任者 且田久美さん
「5,490枚、(目標まで)あと10枚足りない。
あとたった10枚なんだけど、トレーにしたらこれくらいよね、重ねたら。
たった10枚だけど、これは目標達成といえますか、いえませんか。」

「いえません。」

エフピコグループ ダックス四国 障がい者雇用責任者 且田久美さん
「いえませんね。
仮にあと1枚でもいえません。」

障害者だからといって過剰な配慮はしない。
それは障害者の意欲をそぐことだと考えているからです。

エフピコグループ ダックス四国 障がい者雇用責任者 且田久美さん
「厳しい?会社。」

「まぁ当たり前のことやから。
どこにいっても厳しいのは分かっとるから。」

エフピコグループ ダックス四国 障がい者雇用責任者 且田久美さん
「よく頑張ってくれているメンバーの一人ですね。」

あらゆる人材を戦力に 変わる雇用の現場

●過剰な配慮をしないのは大切なこと?

国谷裕子:数値目標は厳しすぎるんではないかというような意見を持たれる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、過剰な配慮はしない?大切なことなんですか?

そうだと思います。厳しいとお感じになるかもしれませんけれども、やっぱり人は誰しも伸びていきたいという気持ちはあると思うんですね。それは私たちでも障害のある方でも同じというふうにお考えなんだと思うんですね。ですので、自分自身が伸びていく力を実感するためにも、目標設定というのは必ず大切なことだと思います。私がかつてやったアンケート調査でも、戦力化している会社は、目標設定をしてそれをきちんと評価して、フィードバックをしていました。

●総菜屋の例、事業所で訓練を積んだあと正社員になる道も このシステムをどう見る?

国谷:お総菜屋さんでは、A型事業所というのを作って、これは福祉制度の下での事業所なんですけども、そこでまあ、コロッケの形成や、お総菜の素材の準備などをしているわけですけれども、そこで訓練を積んだあとに、正社員になる道も開かれていました。この取り組み、このシステムというのは、どうご覧になられました?

非常に上手に国の制度を使って、障害者の方を育成しているなというふうに感じました。A型の事業というのは、継続的に長期的な視点で訓練をしていけるということになります。それで、このお総菜会社がやってる仕事をそのまま、一部分ですけど、そのままA型の事業所でやることによって、将来のステップアップとして、もし親会社、お総菜会社で雇用されるとすれば、そこでの訓練が生きてくるということになりますので、OJT=オン・ザ・ジョブ・トレーニングになっていると思いますし、また訓練コストを国が負担してくれるというところは非常に企業にとってはメリットがあるんじゃないかなというふうに思いますけど。              (悪用の例も出てますけれども、そこはチェックが必要ですよね?)そうですね。周りにいる私たちがしっかりと見ていかなくちゃいけませんし、厚生労働省のほうも報酬改定で、あまりに利用が短時間ですとか、そうしたことに対してはチェックを入れるようになってきています。

●障害者が活躍し能力を伸ばしていく会社になることは、会社をどのように変えていく?

国谷裕子:障害を持った方が活躍して、能力を伸ばしていける会社になるということは、今、ダイバーシティが求められている中で、会社をどのように変えていくというふうに思われますか?

人の適材適所を見極めるということは、多様な人たちと共に働いていくときにそうした対応力を上げていくことになると思うんです。つまり、マネージメント力が上がることだと思うんです。

人をきっちり見るということにもなるんでしょうね。ありがとうございました!

最后编辑于:2015-10-06 19:51 @ "春田慌慌同学会" 全社团成员
分类: N1弟子
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