2015.09.29【日译中】 有栖川有栖【動物園の暗号】 3(3)

夜月秋音 (小夜)
【A+研究所】荣誉会员☆网校制霸
译犹未尽
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发表于:2015-09-29 13:33 [只看楼主] [划词开启]

【動物園の暗号】

有栖川有栖

 

3(3)


一段落させた警部は「ちょっと失礼」と断って部屋を出ると、「森下」と部下の名前を呼んだ。少し間があって、一枚の紙切れを手に戻ってきた。くしゃくしゃに丸められていた跡がある。

到此,问话暂告段落,警部在说了一声“抱歉”之后,走出房间唤着部下“森下”的名字。过了片刻,他手拿一张小纸片回来。纸片上留有的痕迹说明它曾经被揉作一团。


「これまた再度の質問ですが、ここに書かれていることについてお心当たりはありませんか? 指紋は採取ずみですから、お手に取ってご覧いただいてかまいません」

“这也是我曾问过的问题,各位对纸上所写的内容可有印象? 指纹已经采集好了,用手拿着看也没关系的。”


掌ほどの大きさのその紙切れがまず中糸に渡された。太い腕を伸ばして受け取った彼は、礼儀程度に眺めて「いいえ」と答えた。紙切れは白鳥、乾、緒方、岡田と順に送られていったが、誰の返事も一様にノーだった。

那巴掌大小的纸片先是递给了中糸。伸出粗壮的手臂接过之后,他意思意思地看了看就回答“没有”。随后,纸片依次在白鸟、乾、绪方、冈田手中传递,但他们的回答一样,都是“没有”。


「これが、被害者が右手に握っていたものです。」

“这就是被害人捏在右手里的东西。”


警部はそう言って、岡田から返された紙切れを火村に回した。私が顔を突き出して覗き込んでみると、動物だの魚だのの名前が並んでいた。それにどんな意味があるのかは、一見したところまるで判らない。

说完,警部将冈田还回来纸片又给了火村。我伸长脖子凑过去一看,上面一排排的动物呀鱼呀的名字。乍看之下根本就摸不清什么意思。


「まるで暗号みたいですね」

“真像是暗号。”


私が言った。すると白鳥が「暗号ですよ」と応えた。

我说道。白鸟应声道“是暗号”


「それは太田君が作った暗号なんです。『判るか?』と挑戦されたんですが、私たちには解けませんでした」

“那是太田君编出来的暗号。他问‘解得出来吗?’,向我们发起了挑战,但我们没能找出答案。”


「挑戦されたということは、この暗号を生前の太田さんに見せられたことがあるんですか?」

“刚才你提到‘挑战’,也就是说,这个暗号太田先生生前就给你们看过了?”


火村が尋ねた。白鳥は一夜が明けて鬚が伸びてきた顎を掻きながら、

火村问道。白鸟搔着生出隔夜胡子的下巴说道:


「昨夜、いや一昨日の夜に見せられました。十二時の休憩の時です。コーヒーを飲みながら雑談をしていたら、彼がポケットからそれを取り出して『判るか?』と言うんです。彼はパズル好きで、これまでにも自作の暗号やクロスワードパズルを作って私たちに挑戦してきたことがあります。休憩時間のゲームですね。その紙切れに書いてあるのは、新作の暗号だったんですよ」

“他是昨晚上不、应该说是前天晚上拿给我们看的。那是零点的休息时间,我们正喝着咖啡闲聊,他从口袋里掏出那张纸片问道‘解得出吗’。他喜欢字谜,经常出一些自己编的暗号和纵横字谜让我们试着解答。算是一种休息时间的游戏吧。写在那张纸片上的,就是新编出来的暗号。”


火村は紙切れを見ながら尋ねる。

火村看着纸片问道。


「それで、皆さんはこれを解くことができなかったそうですが、答えは教えてもらったんですか?」

“既然各位没能破解,那么他有揭示谜底吗?”


「いいえ。『二、三日考えてみてくれ。正解者には千円以内で何か奢る』と笑っていました」

“没有。他笑着说‘花个两三天仔细想想,答对的人千元之内我埋单’。”


「ヒントはなしですか?」

“没有给提示吗?”


「一切ありませんでした」

“一点没有。”


ふぅんと火村は鼻で溜息をついた。

火村哼哼了一声。


「お前向きだな」

“这个你更专长。”


彼は私に暗号を手渡す。動物の名前の羅列にしかみえないような暗号というのは、いかにもパズル愛好者の飼育係らしくて面白かったが、楽しんでもいられない。

他把暗号递给我。这种看似单纯的罗列着动物名字的暗号,是挺像一个字谜爱好者的动物饲养员考虑出来的谜题,是有点儿意思,只不过现在不是享受解密过程乐趣的时候。


本帖来源社刊

分类: 日语
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